シンセの誘惑
その瞬間は、無心になれる。
最近、またシンセを触る時間が増えてきた。あることがきっかけで、連休前からまた積極的に触るようになったのだが、こう触る時間が増えてくると、また自分の曲が作りたくなってきて、制作中の曲のMIDIデータを久しぶりにJV-1000にロードしてみた。そして聴いてみると、どんどんアイデアが浮かんできて、8小節のギターソロがすぐに打ち込めてしまった。確かに作る時間は無かったが、通勤時間や休日ドライブ、夜中の自室等、聴く時間は多かったので、たぶんフレーズのアイデアが蓄積されていたのだろう。
そもそもJV-1000を買って打ち込みを始めたのは約10年近く前、友人の勧めだった、元から音楽は大好きで、小学校から高校を経て社会人になってからも、エレクトーンや吹奏楽で音楽に触れていた。またMSXの3和音PSGを駆使して、MMLでセガ体感ゲーム「Out Run」の代表曲「Magical Sound Shower」を打ち込んで愉しんで(?)いた。パソコンでも音楽をやろうと考えたこともあったが、当時の安月給ではパソコンが買うことができずにあきらめた時もあった(^^;。
そしてその時はたまたま買うお金があったのと(^^;、ちょうどソフマップの大阪MIDI LAND(当時)で展示品を安く買うことができたので、めでたくJV-1000が家にデンと構えることになったのである(88鍵なのでけっこうデカイ)。最初は「Out Run」の「Passing Breeze」や「Turbo Out Run」の「Rush a Difficulty」等を耳コピーで打ち込んで、JV-1000に慣れてきた頃に自作の曲を打ち込むようになった。
慣れてくると楽しいもので、どんどん自作の曲ができて行った。友人に聴いてもらったり、ホームページに公開したりして感想をもらったりした。YAMAHAのWX-11を中古で手に入れた後にVL-70mを衝動買いしてしまい(^^;、ウインドシンセの良さを堪能した。何しろリアルな音がヘッドフォンを通して吹けるので、構造上サイレント楽器が不可能な木管楽器(クラリネット)奏者としては、この上なく嬉しかったのを覚えている。(今は塩漬け状態であるが(^^)
また、PMA-5やU-8等、Rolandの策略に上手くハマって(^^;手を出したものもあり、PMA-5を使い外出先のバスの中でカタカタやったり(^^;、JV-1000で鳴らした曲をU-8でWave化してMP3を公開したりした。日常のストレスも、楽器を触っていると吹き飛んでしまうので、独身時代は平日の夜や休みの日には絶対何かしらの楽器を触っていた。しかし結婚して、子供ができてからはなかなか触るタイミングを見つけるのが難しくなった(^^;。
しかし最近、ようやくその要領がつかめて来て、よって来る息子を上手くあしらいながら(^^;;、連れ合いの協力も得てシンセに座る時間が多くなった。このままだと近いうちに自作の新曲を公開できそうだ。できた暁にはホームページに公開すると同時にこのブログにも貼り付けるつもりでいる。やはりいくつになっても「趣味」を持てるのは素晴らしいことである。この趣味はこれから先もずっと続くことだろう。そして息子にもこの楽しさを教えたいと思っている。
かつて音楽の仕事を夢見ていた(今も見ている?)私にとっては、それが現実と離れていようとも、常に「夢」を見続けていたい。それがたとえ実現しなくとも「夢」に向かって行くことは大事なことであると、何人もの人に教えられた。それに一歩でも近づくこと、一歩ずつ前進することが、その感じ方や満足度は個人差がありこそすれ、本人にとって実感することができるのであれば、良いのでは無いかと私は思う。私は「音楽への夢」、時々そんなことも考えながら、シンセに座るのである。
・・・「ブログで物書きになる」というのもお手軽な夢かも知れないが(^^;。
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