着メロに想う(その2)
最近は、みんな食傷気味なのか。
ITmediaで気になる記事を読んだ。C-NEWSによるリサーチ結果では20代の着メロ利用が減少傾向にあるという。一番利用するコンテンツとしては、着メロが今も全体の半分を超えているが、昨年よりは「利用することが少なくなった」ということである。
確かに最近は携帯電話の基本性能も上がり「着メロ」に代わって「着うた」を利用する人が多くなっている。「原曲のようにリアルな着メロ」より、「原曲そのままの着うた」の方がよりリアル(というか「そのまま」なので当たり前)で、聴こえも良いのかも知れない。特にギターのベンド等、着メロで忠実に再現するのは限界があるのかも知れない。やはり「自分の好きな曲を鳴らしたい」人にとって、「着うた」はより魅力的なのかも知れない。
私の所有する「Vodafone 702NK」は、スタンダードMIDIファイル(SMF)がそのまま鳴るし、CDをWAVEファイルにリッピングしてMP3にエンコードし、iTunesでAACに変換した後に拡張子を変更してRS-MMCから入れ込んでやると、「自作着うた」がカンタンにできる。私も以前買い集めた、国内外のフュージョン系のCDアルバムから、好きな曲のすきなフレーズ、アドリブソロ等を抜き出して「着うた」を作り、電話機に入れ込んで使っているのだが、やはり「好きな曲がそのまま鳴る」という点では、「着うた」はお手軽である。
しかし私は自分で作曲もするので、自作曲のSMFや@niftyのMIDIフォーラムで仕入れた曲を「Vodafone 702NK」や日本無線製のウィルコム端末「AH-J3003S」に入れ込んで、聴いて楽しんでいる。今の携帯電話は数年前ぐらいにPCで鳴らしていたようなレベルのデータも、何の苦もなく鳴らすことができる。まぁ電話機なので、音源もそれなりなのだが、やはり自分で作った曲が電話機で鳴ってくれることは、このうえ無い喜びである(^^。
しかし私の場合、あくまで「聴いて楽しむ」ことも多く(^^;、着信音にしているのは「自作着うた」のみである。「着うた」を数曲入れ込んだ「Vodafone 702NK」に「身内」「会社」等とグループ分けして、それぞれ違う曲を設定しているのだが、いまは会社関係の電話はウィルコムを使っているので、702NK実質かかってくるのは身内や友達ぐらいで、一度も鳴らずに「クヤシイ思いをしている(?)」着うた達も存在する(^^;;。
リサーチ結果の紹介記事でも「普段はマナーモード」にしていたり、「着メロを替えなくなった」りして、新たにダウンロードする人は減って来ているとのこと。まぁ確かに電車内の「マナーモード」は大分浸透しているのが、車内でけたたましい着メロを聞くことは少なくなったし、会社等でも、ビジネスの場で激しいJ−POPを鳴らしている人は少なくなってきたように感じる。(ビジネスの場にふさわしいクラシックやポピュラー等の「シャレた」音を鳴らす人は多いのだが(^^)。
ダウンロードにしても、私も以前は「気になる新曲」や「おもしろい曲」を貪欲に探していたのだが、現在はもっぱら「自作」に走っている(^^;。まぁこうやって「ダウンロードしなくても作れる」状況になっているのも、ダウンロードが減っている原因になっているのかも知れないがそんな人は、まだごく少数だと思う(^^;。大方の人は、膨大な曲の中から「お気に入り」を探すのが面倒くさくなって新たに探すのをやめる人も多いのでは無いだろうか。あと着信音らしくない「リアルな音」に恥ずかしさを感じているのかも知れない。
私も以前コンビニでいきなり「渡る世間は鬼ばかり」のメインテーマ(あの壮大なイントロ)が大きい音で店内に鳴り響き、「何事?」と思って鳴っている方を見ると「・・・ジャーン!(ピッ)もしもし〜」と電話に出た様子で、実は着メロだった、ということがあった。私自身は、「みんな知っている曲」よりは、「自分以外はあまり知らない」曲を入れ込んでいるが、やはりあまり大きい音量で鳴らすと、鳴った時に皆振り返るので(^^;、音量を適度に絞っているが、そうすると歩いている時に気づかなかったりして、連れ合いと喧嘩になる(^^;。
最近は着メロサイトも増えてきて、競争も激しくなってきた。一般的に知られている曲は、それこそ星の数ほどさまざまなデータが存在する。提供側は、いかにユーザーにダウンロードしてもらうために、より分かりやすく、スマートな(聴いて恥ずかしくない(^^;)曲を増やす必要があるのではと思う。特に「玄人受け」する曲は少なかったりショボかったりするので、如何にその(曲さえあればダウンロードしてくれる)人たちを引きつけるような曲を揃えるのも良いのかも知れない。
個人的には「フュージョン系」がもっと増えたら良いのにな、と思う(自分で作った方が早いか・・・)。
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