ニート、NEET
事態は深刻化しているという。
最近、「ニート(NEET)」という言葉を、頻繁に新聞や放送などで見聞きするようになった。大意は「働く意欲も、学ぶ意欲も無い人」のことである。特に若年層の「ニート」が問題として取り上げられていた感があるが、最近は「高齢化」が問題になっているという。34歳といえば、私と同い年だ。私は高校を卒業してから、現在まで約15〜6年間社会人を経験しているが、そんな私と同年代の「働きも、学びもしない」人がいるという事実に、信じられない思いがする。
リストラで職を失い、以後数年間働いていない人や、就職難の時期に職に就けず、そのまま働いていない人も「ニート」に含まれるというが、「働かなくても生活できる」という環境が信じられない。私は決して裕福な家庭で育った訳ではなく、逆に「働かないと生きていけない」状態であったため、「働くのが当たり前」という意識(というか無意識な考え)ができていると思う。システムエンジニアという仕事に何度か嫌気がさし、「やめたい」とか「違う職に就こうか」とか考えたことは数知れないが、最終的に「職を失う」状態に陥ることだけは許されない、という思いで、歯をくいしばって頑張ってきた。
もし私が、万が職を失うことになったとしても、そして次の職が見つからなかったとしても、私は家に閉じこもってボーッとすることはしないと思う。高校時代のバイト経験を生かして新聞配達をするか、もしくは「サウンドクリエーター」を志した時を思い出して、着メロ制作のバイトでも必死に探して、なんとかお金を得ようとすると思う。まぁ私は結婚して子供もいるので、「家族を背負う」という責務があるため、「働かないことは許されない」というのはあると思う。しかし、ロクに職に就かずに生活保護を受けている人はいるワケで、そんな人をニュース等で見ると、私はいつも首をかしげてしまう。
中には怪我を負ったり病気になったりして働けない人もいると思う。しかしそんな人でも、「働く意欲」を持ち、一生懸命に直す努力をして、「現場復帰」する人が大半だろう。五体満足でいるのに「働かない、学ばない」なんて、私からすると「なんてもったいない」と思う。自分の思うことがなかなか伝えられず、「人と接するのがイヤ」という人もいるだろう。実は私もあまり「人づきあい」は得意ではない方である。しかし、仕事に充分なコミュニケーションは、10数年間働いてきて、なんとか身についてきた。人前でのスピーチも、入社当初は前に立つだけで足が震えてしゃべることができなかったが、今はなんとかメモを見ながら数分間のスピーチができるようにまでになった。
すなわち、何事も「やらないと身につかない」のである。仕事なんて、選り好みしなければ、給料が安くても、雇用形態が「正社員」でなくても良いのであれば、たくさんあるのである。小売店や飲食店での「バイト募集」の張り紙を見ない日は無いし、求人広告などで「未経験者歓迎」の文字もたくさん見る。少しでも「社会に貢献」することが大事てはないかと思う。勉強だってしようと思えば、通信制の学校も最近は充実しているので、いつでもできるだろう。(実は私も「通信制大学」に通ったことがある。卒業できていないが(^^;)。学校などに行くと、クラスメイトができて、人間関係も広がり、その点でも楽しくなる。
ニートな人は、やはりそういう前向きな考えができない人達なんだと思う。少し前に「ガイアの夜明け」でニートの生活を追っていたが、理想ばかりを追い求めて踏み出せない人や、日々親の世話を受けいても「心苦しさ」を感じない人が多かったように感じる。今、政府では「ニート」に対する対策をいろいろ検討しているみたいだが、政府の試みによって、ニートの「意識を変える」ことができるのか、今後の動向を見守りたい。
・・・といって実は私も自分にハッパをかけているのかも知れない(^^;。
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