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「働きがい」を求めて

人それぞれ、いろんな人生がある。

「ライブドアキャリア」に掲載されていた、ライブドア堀江貴文社長とサイバーエージェント藤田晋社長の対談を読んだ。共に30代でベンチャー企業の社長として活躍している両氏の話は、年齢が近い私にとって非常に興味があった。

対談記事を読んでいくと、今や俗にいう「大企業」に就職しても何のメリットも無いにも関わらず、未だに若者の「大企業志向」が根強いことに、両社長は憂いを感じているようだ。ちなみに私はそれなりの「大企業」に就職し、その後子会社へ転籍、そして別の会社に転職した。会社を移る度に社員の数は少なくなっているが、その分任されることも多くなってきていると感じる。まぁその分、余計な仕事も増えてくるワケだが。

俳優の今井雅之氏も「リクナビNEXT」の人気(?)コーナーである「叱ってちょーだい」の中で、自身が独立の際に経営に関することを覚えるのに苦労したことから「独立はしんどい面もある」と語っている。独立は究極の選択肢だが、「やりたいこと」を実現するなら、それを事業としている社員の少ないベンチャー企業を狙うのもひとつの選択肢だと思う。独立や少数ベンチャーを選ぶと「やりたくないこと」も同時に付いて来るのは必然的だ。まぁしかし大企業で「やりたくないこと」だけ押しつけられるよりはマシかも知れないが(^^;。

上記の社長対談を読んでいて面白いと思ったのは、堀江社長と藤田社長の人材や働き方に対する考えがある意味正反対であるということだ。堀江社長が欲しい人材はズバリ「“頭いいヤツ”・“金稼ぐヤツ”」で(^^;、また「周りに合わせたくないわがままな」人には向いている、とも言う。藤田社長は「夢を持って仕事できる」「チームプレイができる」「周りに気を使う」人を望むそうだ。働き方についても堀江社長が「効率良く仕事して、たくさん給料もらう方が良い。週5日、1日8時間で仕事をこなせる人が理想」という旨の発言をしているのに対して、藤田社長は「夜遅くまで仕事することが多い」そうだ。これは藤田社長も言っているように「カルチャーの違い」なのだろう。

しかし両社長が口を揃えて言うのは、「ベンチャーはポストを任されやすい」ということだ。大企業等では社員の「道筋」はある程度決まっていて、ほぼ「それに沿った」出世をしていく。最近は「成果主義」で収入は成果により変動する様になったが、とある成果主義の先駆け企業では、「人事の決めた年功的な『道筋』に沿って成果を挙げている人を評価する」という、何のための成果主義かわからない会社もあるので、ベンチャーのようなドラスティックな出世はまず期待できない。もし大胆な抜擢人事などしようものなら、周りのイジメに合うことだろう。それに耐えられる人しか出世できない仕組みができているのである。

・・・少々グチも入ってきたが(^^;、最近は「やりがい」「働きがい」を求めて転職する人が増えている。特にIT業界では転職市場も未だ活発だ。完全に「やりたいこと」と一致する会社や職場はそう無いと思うが、理想となる仕事がどうしても実現できないような職場なら、移ることを積極的に考えることのできる土壌は出来ているのである。成果主義の影響からか「エンジニアの限界」と言われる35歳のボーダーは上がってきているみたいなので、これまであきらめていた30代、特に40に近い人でも今後チャンスは増えてくるだろう。

要するに「ありつけない」とクサってちゃ、ダメなのである。

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