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クロスオーバーな夜

久しぶりに、心地よい夜を過ごした。

フジテレビ721で放送されていた、「CROSSOVER JAPAN '05」の中継を観ていた。前々から放映予定を聞いていたので、1時間前位に確認のため見てみると、その前の時間帯で前年(2004年)分の放送がされていたのを半分位見逃し(^^;、少し悔しい思いをしたが、高中正義、そして角松敏生バンドのライブだけは楽しむことができた。私は角松敏生といえば正直プロデューサーとしての顔しか知らなかったのだが、結構アツいギターソロを展開していた。そう言えばJIMSAKUや本田雅人のプロデュースもしていたし、そこでギターを弾いていたのを思い出し、「なるほどな」と思った。本人はアツいギタリストなのである。

そして始まった2005年のライブ。最初は、「NANIWA EXP with special guest村上てつや(ゴスペラーズ)」。私がテレビを通じても初めて観る「NANIWA EXPRESS」のライブだ。冒頭の「Believin'」には、昔に私も非常に影響され、たまたま作った曲のイントロがちょっと似ていたところから、この「Believin'」というタイトルを付けた程だ。しかしナニワの「Believin'」はベスト盤で何度も聴いては「切ない気持ち」になっていたのだが、それをライブで聴けることは、非常に嬉しかった。私は特に中盤の、タイトなリズムの上に乗る岩見さんのギターソロが印象的なこの曲を聴いていて、非常に懐かしくなった。2曲目の、ゴスペラーズの村上てつやをゲストに迎えた曲も、「今のナニワ」を楽しめて良かった。

「小林香織」という名前は、少し前から聞いたことがあったが、ライブを観るのは今回が初めてであった。感想としては、「普通に上手い」という感じだろうか。吹奏楽で実際にクラリネットを吹いていた私にとっては「サックスは憧れ」だあったのだが、そのサックスをシレっと吹き鳴らすのを見て、観客としてより演奏者として「うらやましい」という気分になった。私はアマチュアの吹奏楽でステージに上がった程度の人間だが、やはりコンサートやライブのステージに立つことはゾクっとした感覚があるワケで、彼女を見て非常に「楽しんでいる」風に見えたのが印象的だった。

「ネイティブ・サン」。このバンドの名前は、高校の時に借りたフュージョンのベスト盤で「SUPER SAFARI」を聴いた程度なのだが、それがライブで演奏されると、その時の記憶が強烈によみがえってきた。当時はまたフュージョンの聴き始めで、「クロスオーバー」という言葉もまだ薄らいでいない時代だったと思うが、高校生でお金の無い中いろいろ「フュージョン」と名の付くアルバムをレンタルで借りまくって(といってもレンタル店にはそんなにフュージョン盤は置いていないのだが(^^;)聴いていたのを、この曲を聴きかながら、懐かしんでいた。

「シャカタク」。このバンドこそ「フュージョン」の代表格であり、今もなお世界で活動し続けているグループであろう。私が初めて聴いたのは、この日も演奏されていた、シャカタクの代表曲「Night Bird」であった。この曲は小学生の時に習っていたエレクトーンの発表会で、ラストに一番上手い女の子が弾いていたのを強烈に覚えている。その曲が「Night Bird」であったことは大人になってから気づいたのだが、その後何年かは「シャカタク漬け」になっていたのを、非常に懐かしく思い出す。

「T-SQUARE with special guest マリーン」。T-SQUAREは説明の必要も無いくらいに日本では非常に有名なフュージョン・バンドであろう。マリーンもフュージョンファンにとってはお馴染みの名前だ。その二組のコラボレートによるパフォーマンスが楽しめないワケない。最初の「It's MAGIC」は、スクエアのボーカル曲の代表曲だが、マリーンの歌声は、ソフトであり、パンチも効いていて、非常に楽しめた。そしてその後、マリーンが引っ込んだ後に「TRUTH」という分かりやすい、F1ファンにとっては耳タコな(^^;曲が始まると、ステージの盛り上がりは最高潮の様に見えた。

「DEAPEPE」。この二人組は最近のテレビ番組などで何度も放送されていて名前を知り、ホームページで何曲か試聴もして、アグレッシブで爽やかな曲調であることは知っていたのだが、ライブで観るのは今回が初めてであった。その映像は、二人がアコーステックギターを掻き鳴らし、心地よいカッティングの上に乗るメロディアスな旋律が聴いていて非常に楽しい。そして二人がとても「楽しみながら演奏している」という感じが印象的だった。「先立つもの」さえあればアルバムが欲しい、と思った。

そして最後の「高中正義CROSSOVER JAM with special guest 野呂一生」。高中正義と野呂一生という、共に超有名なギタリストがコラボレートする今回のバンドは、私にとって魅力的だった。私に高中正義は、小さい頃からテレビで何度か見かけることも多く、そしてDTMの走りのころに店頭のデモで流れていた「渚・モデラート」を聴いたのがきっかけで、何枚かアルバムをレンタルして聴いていた。そして「Japanese Most Popular Fusion Band」な(分かる人はツウです(^^;)CASIOPEAは、「The Party AUDIO STACK」以後のアルバムは全て持っているて、日常で聴かない日は無い(?)ほどのファンである。そんな私にとって、今回の「朝焼け・ブルーラグーン」は最高に楽しめた名演だった(^^。

以上、知っているアーティストだけ(^^;かいつまんで感想を書いてみた。今後もこういうライブ番組をどんどん放送して欲しいと思う。もちろんライブは生で観に(聴きに)行くのが良いのに決まっているのだが、場所や予算(^^;の制約で行けない人のために、ライブ映像が無料で視聴できる様に、テレビ業界には期待したい。特に最近はBS、CS、CATVなどで、昔よりは視聴できる機会は多くなってきたのだが、「もっともっと見たい」の思うのは私の心情である。

・・・もちろん、あんまり放送するとDVDやビデオが売れなくなるのかも知れないが(^^;

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