« ローカルニュース | Main | 電車男の勢い(その4) »

ラジオ「音の風景」

音だけでも、見える「景色」はある。

たまたま早く目が覚め、おもむろに、いつも使っているAMラジオの電源を入れた。「英会話入門」の講座を聴くためだけに使っているラジオなので、チューニングは既にNHK第2放送に合っていたが、まだ朝の5時台だったため、無音の状態だった。私はNHKラジオの放送開始時の「音」は知っていたが、それを聴くのは、おそらく中学か高校の時以来だった。私はその久しぶりに聴く「音」を、期待して待っていた。

すると、5時23分頃から、おなじみのオルゴールによるメロディが鳴り始めた。「そうそう、この音」と懐かしみながら、数分間、ラジオの音に耳を澄ませ、しみじみとその曲を聴いていた。そして、やがてその音が止み、女性の声で「NHK大阪第二放送です。JOBB」とステーションコールがなされた後に、「・・・音の風景。」と、いきなり番組が始まった。そう、私が中学の時にも聴いていた「音の風景」である。

以前聴いていた「音のびっくり情報箱」は、ネットで検索してもひとつも出てこないことから、既に番組は終わっていると思う(「電話で喉頭ガンを調べる」回だけはハッキリと覚えている)。しかし、この全国各地の風景を「音」で教えてくれる「音の風景」という番組は、今も現役の番組としてしっかりと残っていたのである。私はその事実に少し感動しながら、AMラジオの音に、より一層耳を傾けた。

ちょうどその時は、関口知宏さんの「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅 春編」でも通った、兵庫県香住町余部にある、鉄道ファンには有名な「余部鉄橋」の様子を「音」で伝えていた。鉄橋のすぐ西側にある余部駅で列車を待つ親子の会話、そして鉄橋の下で列車を見ようと待っている親子の様子が聞こえてきた。そして列車が鉄橋を渡る音、その轟音の様子が聞こえてきた。目をつぶると、あの「鋼トレッスル橋梁」の上をキハ58系等の列車が通る姿が思い浮かぶ。

・・・私みたいに、その風景を知る者にとっては、その音を聴くだけで「パッ」と脳裏にそのビューが現れるのだが、もし知らなくても、今はインターネットで少し検索すればすぐにその情報にたどり着けるので(特に鉄道関係は(^^;)、ラジオを聴きながらネットで補足情報を仕入れる、という楽しみ方も可能であろう。私なんかはその「音の風景」を楽しみながら、その土地(余部鉄橋)に行った気分になった(実際は行ったこと無いのだが(^^;)。

そして、おもむろにNHKオンラインで探してみると、名作選を集めたCDも発売されていることがわかった。価格もそれなりにするので、年配の人が、自宅の書斎等でゆったりとくつろぎながらコンポで聴く、といったシチュエーションが似合うような気がする。私なんかは、早起きは苦ではないので、たまには早く起きてラジオのスイッチを入れてこの「音の風景」を楽しもうと思う。

今やDVD等の映像ソースや視聴する仕組みが発達し、Gyao等のネット上でテレビを見る仕組み等もできている便利な世の中だが、「音」だけを聴き、自分なりにイメージを膨らませることのできるラジオやCDも、また面白いのである。私なんかは、ただの「受け売り」でなく「自分でイメージできる」部分を持てる方が、面白いと感じるのである。時間があれば自分でも「身近な音の風景」をポッドキャストしてみたいなぁ、とも思うのである。

・・・もちろん、「時間と余裕があれぱ」の話である(^^;。

人気blogランキングへ

|

« ローカルニュース | Main | 電車男の勢い(その4) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27348/6103298

Listed below are links to weblogs that reference ラジオ「音の風景」:

« ローカルニュース | Main | 電車男の勢い(その4) »