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ブログで「観察日記」

少女の心は、そこまで病んでいたのか。

「静岡県伊豆の国市」の県立高校1年の、16歳の女子生徒が、今年の8月頃から10月頃まで自分の母親に劇物であるタリウムを摂取させ、意識不明の重体にまで追い込み、殺人未遂容疑で逮捕された。少女は容疑を否認しているという。この女子生徒はブログを開設し、母親が衰弱していく様子をまるで「観察日記」の様に写真付きで日々記録していたという。女子生徒は高校の化学部に所属し、毒劇物に対する知識が豊富だったそうだ。

驚いたことに、少女は「劇物」に指定されており、簡単に買えないタリウムを、実際に直接薬局から購入したということである。少女が化学部に所属しており、薬品に対する知識も豊富なことから、薬剤師もそのまま信用して売ってしまったという。そうしてタリウムを手に入れた少女は、そのことを自分のブログで嬉しそうに報告していたとのことだ。母の異常に気づいたのが少女の兄ということから、家族の中では孤立していた。

自宅の彼女の部屋からはタリウムの他に複数の劇物や、化学関係の本も見つかっているという。他に小動物の標本も見つかっている。ここまで調べて、私自身鳥肌が立ち、非常に怖くなった。少女はどうしてここまで化学に「異様なまでに」のめり込み、自分の家族まで「標的」にしようと思ったのか。私が普通に思うのは、そこまで家族のコミュニケーションが無い、あるいは歪んだ形で行われていたのか、非常に不思議なのである。

彼女は家族とのコミュニケーションが上手く取れず、また何でも話せる友達もおそらくいなかったのであろう。その捌け口を化学に求め、その知識を「ブログ」でひけらかしていたのだろう。ブログはご存じのように、今や誰でも簡単に始められ、日々の書き込みも苦にならず、それこそ自分の考えを瞬く間にインターネット上に公開できる。そんなブログを利用して、自分の母親が衰弱していく様子を公開するなんて、悲しすぎると思う。

私は決して人付き合いが上手いワケでは無い。しかし、「必要なコミュニケーション」は決して疎かにしていないつもりだ。しかし、自分はそのつもりは無くても知らずのうちに人に不快感を与えているかも知れないし、それが自分に伝わらなかったらそれこそ自分の知らないところで「悪いウワサ」が広がる(特に「女性のネットワーク」にはすさまじいものがある)。それを早期に感じ、打破するのもコミュニケーションのひとつかも知れないが、決して黙っていて良いコミュニケーションは取れない。

職場で同僚と、家で自分の家族と、普通にコミュニケーションが取れることが理想であり、全ての人はそれを目指すべきだが、私自身、家では妻や子供とのコミュニケーションは欠かさず(目障りなくらいに(^^;)取っているつもりだ。ま、実際家族はどう思っているかは知らないが、少なくとも「家族が何をしているか知らない」という事態に陥っていないことだけは確かだ。そういう日々の密なコミュニケーションが、ちょっとした心境の変化をくみ取ることもできるのだろう。

こういった事件が二度と起こらないよう、祈るばかりである。

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