「純日本チーム」への期待

なにやら、ものすごいニュースが飛び込んで(?)きた。

元F1ドライバーで、ファンであれば知らない人のいない(私も直接見たことがあるが(^^;)、あの鈴木亜久里さんが、なんと来期から監督としてF1に参戦することが発表された。2006年のF1世界選手権に新チーム「SUPER AGURI Formula 1」として参戦すべく、FIA(国際自動車連盟)に参加申請を行なったということで、ドライバー候補には、今年でB.A.R.ホンダとの契約を終了した佐藤琢磨選手もそのひとりとして上がっているという。なにやらスゴイ話が急に出てきた感じだ。

決して「最近の流行り」であった「既存のチームを買収」することではなく「全く新しいチーム」を立ち上げるとのことで、現役時代に日本人で初めて表彰台に上がった亜久里氏、そして近年久しぶりに表彰台に上がった琢磨氏がタッグを組むということが実現すれば、「純日本チーム」としての魅力は大いに上がり、以前のファンも再びF1に戻ってくるのではなかろうか。今はFIAの裁定を待つところであるが、F1界のドン、バーニー・エクレストン氏も「きちんとしたチーム体制での参戦なら、ぜひとも応援する」と話していると言い、参戦の可能性はかなり高いと見られている。

そしてチーム「SUPER AGURI Formula 1」のスポンサーとして、あの「ソフトバンク」の名前が上がっている。年間最低でも数十億円の資金が必要とされているF1界で、このような潤沢な資金を提供でき、しかもそれを「やろう」と思えるのは、日本ではソフトバンクぐらいなのであろうか。孫正義氏の野望は、F1界にまで向いてきたのか。もちろん正式発表は未だされていないので、憶測の域を超えないだろうが、もしそれが本当の話なら、エンジンを供給するホンダと共に、「日本の力」を世界に知らしめるチャンスが出来たとも言えるのではなかろうか。

もし無事に「SUPER AGURI Formula 1」が誕生し、活動を開始すれば、1987年の中島悟の参戦時からF1をテレビ中継しているフジテレビも黙っていないだろう。今は深夜枠で中継されているF1中継も視聴率次第ではもっと早い(見ても翌日眠くならない(^^;)時間にずれるかも知れない。とにかくこのニュースは、日本全体が期待し、そして今は皆ヤキモキして正式裁定を待っているのではなかろうか。私も最近は見逃しがちだった中継を、毎回期待して(ワクワクして)見るのかも知れない。

この「純日本チーム」の勢いに乗って、日本経済もどんどん勢いづいて欲しいものである(^^。

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「勢い」の違い

なんかあっという間に呆気なく、といったところか。

プロ野球日本シリーズは、パリーグのプレーオフを勝ち抜いた千葉ロッテマリーンズが、セリーグの覇者である阪神タイガースに怒涛の4連勝で圧勝し、31年振りの日本一になった。31年前というと、私が3歳の時なので、おそらくあまり覚えていないが、それくらい昔からの久しぶりの日本一ということで、長年ロッテファンの人にとっては、感無量なのではなかろうかと思う。反対に阪神は20年ぶり2度目の日本一は、今年も叶わなかった。関西を始めとする全国の阪神ファンにとっては、ロッテに完敗という状況で楽しむ余裕も無く、不満の溜まるシリーズだったのではないかと思う。

この「ロッテの圧勝」の背景には、パ・リーグのプレーオフが関係していると見ている人は多い。何しろセ・リーグ阪神はパ・リーグのプレーオフが開催される約2週間以上の間、試合が全く無く、試合のカンが鈍っていたのだろうと分析されている。これはパ・リーグ1位のソフトバンクとのプレーオフ第2ステージでも同様の事が言われた。とにかくずっと勝ち続けて勢いに乗っていた「千葉ロッテマリーンズ」を、ソフトバンクも阪神も止められなかったということだ。

このことは去年にやはりシーズン2位の西武ライオンズがパのシーズン1位福岡ダイエーホークス(当時)と、セ・リーグの覇者中日ドラゴンズをたて続けに破って「日本一」になったことから、「セ・リーグにもプレーオフ導入」が今年に検討されている。具体的にはまだ何も決まっておらず、少なくとも私たちには何も見えてこないが、もし導入するなら今のパ・リーグと同様にシーズン1〜3位で「リーグ優勝」を争うやり方は、私は個人的に見ていてあまり面白くない。何しろ少なくともシーズンでたとえゲーム差を開けられて2位で終わっても、プレーオフで「勝ちさえすれば」リーグ優勝なんて、シーズン1位のチームはたまったもんじゃないだろう。

私としては、もしプレーオフをやるなら以前パ・リーグで行われていた「前期/後期制」が面白いと思う。これだと少なくとも「1位同士」が戦うこととなる。もし2位以下を入れるにしても、たとえば米大リーグのワイルドカードに似た感じで、前期/後期の2位チームから勝率の良い方を1チームだけ参加させて、前後期1位チームと3チームで総当りのミニリーグ戦にするとか、対象全てのチームで戦って「リーグ優勝チーム」を決めてもらいたいのである。こうすればなかなか面白いて思うのだが・・・。

いずれにせよ、シーズンの成績を大事にして、それを尊重できるような「リーグ優勝」でないと、なんだか優勝の価値が少ない気がするのである。今後どういう風に「セ・リーグのプレーオフ」の話が動いて行くのか、少し気になる。

・・・ホークスが2年続けてシーズン1位にも関わらず「優勝」できなかったのが、つくづく可哀想だと思う(^^;。

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プレーイングマネージャ

どの世界でも、それは大変なことだろうと思う。

ヤクルトスワローズの古田敦也捕手が、来期からの「選手兼任監督」に就任することを正式発表した。選手と兼任する監督としては、1977年の野村克也氏(南海)以来だという。その野村克也氏は、南海ホークスをリーグ優勝に導き、選手としての現役を引退後も、ヤクルトの監督として4回のリーグ優勝と内3回の日本一を達成、阪神タイガースの監督も務め、楽天の新監督に就任が濃厚である。その野村氏の「愛弟子」と言われていた古田捕手が「プレーイングマネージャ」として監督のキャリアをスタートさせるのは、何か因縁めいたものを感じる。

一般の社会人の世界でも、「プレーイングマネージャ」として動ける人は、なかなかいないと思っている。私が以前システムエンジニアとして勤めていた某メーカーでは、入社した90年代始めには課長の役割はほんとに「部下の管理」という、典型的な管理職という感じだった。その後課制が廃止され、「課長」という役職は変化した。今まで自席の机に座り、部下の報告を聞き、顧客に向かうのは月イチの定例会のみ、という感じであった課長が、課制廃止以後は一般の主任レベルと同樣に「仕事」をするようになった。

社内での呼び名も「幹部社員」という名前になり、増えるプロジェクトに対する人材不足なのもあってか、課長がどんどん現場の前線に出る様になった。大きなプロジェクトなにると、課長や、場合によっては「部長」の肩書の付く人まで、現場でシステムの要件定義や、プログラミングに手を出していた。逆に言うと若手がなかなか育たないから「やらなければ仕方ない」という感じの人も多かったかも知れないが、少なくとも「机に座るだけの課長」は激減した。

ITの世界は激しく動いており、技術革新も目まぐるしい。ボヤボヤしているとすぐに置いていかれてしまう。増してやこの「成果主義」の世の中、若者であろうが年寄りであろうが、全て「実力」で問われてしまうので、何かして成果を見いださなければ生き残れなくなっている。そんな状況下で、例え役職が付いてもどんどん仕事して実績を残さなければならない実情があり、「机に座るだけの課長」はリストラの対象になることも少なくない。景気や企業の変化によって、なおさら「プレーイングマネージャ」という役割が目立って来たのかも知れない。

話を野球に戻すと、私は野村克也が南海ホークスで選手兼監督として活躍していた頃、父に連れられて大阪球場に太平洋クラブライオンズ(現・西武ライオンズ)戦を観戦したことがある。当時は4〜5歳だったので、「観に行った」ということしか覚えてなく、「野村克也が選手兼監督を務めていた」ことなど微塵も知らなかったのだが(^^;、そんな昔(と私は感じる)以来の「選手兼任監督」になる古田捕手が、来期にどういう活躍や采配を見せてくれるのか、今から楽しみである。

・・・私は別にヤクルトのファンでもなく、(今でも)ホークスのファンなのだが(^^;

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プレーオフでの明暗

個人的には悲しい反面、少し嬉しくもある(?)。

プロ野球、パシフィック・リーグのプレーオフ第2ステージで、シーズン2位の千葉ロッテマリーンズが同1位の福岡ソフトバンクホークスを3勝2敗で下し、リーグ優勝を果たした。ロッテ自身は実に31年振りのリーグ優勝である。ソフトバンクは2年連続で、シーズンを1位で終わりながら、プレーオフで敗退してリーグ優勝を逃すということとなった。ホークスファンの私としては、リーグ優勝を逃してガッカリとしたが、まぁ千葉ロッテが優勝するなんて、ここ最近では考えられなかった(失礼)ことが現実に起こり、興奮気味なのも確かだ。

昨年、2度目のロッテ復帰を果たしたボビー・バレンタイン監督(55)は、ミラクル采配も功を奏し、昨年蒔いたタネが見事に花を咲かした。確かに今年の前半はロッテの勢いがスゴかった。常に上位にとどまり、12連勝もするなどして突っ走った。ただソフトバンクも強く、8月12日にははロッテを6ゲーム差にまで引き離した。しかしロッテはそこで失速することなく、9月22日に2ゲーム差に詰め寄った。最終的にには4.5ゲーム差でシーズンを終えた。

実はパ・リーグのプレーオフには、「1位チームと第1ステージの勝者とのゲーム差が5ゲーム以上離れると1位チームに『第2ステージ1勝』のアドバンテージが付く」というルールがあっただけに、それが偶然かどうかは知らないがギリギリの4.5ゲーム差であったのも、ロッテにとっては良かったのだろう。もしホークスに先に1勝が付いていれば、今回のリーグ優勝は無かったかも知れないのだから。優勝を期待する、全ての風がロッテに対して吹いたのかも知れない。

ソフトバンクも全力で戦った。最後まで良い戦いだった。しかしレギュラーシーズン終了後の13日のブランクが選手の「実戦のカン」を鈍らせた、と王監督は嘆く。プレーオフ最終戦の試合終了後に発した「片方が(試合を)待っているということはないようにしてもらいたい。極端にいえば4位まで引き込んでやるとかね。敗軍の将は兵を語らず、というけどあえて語らせてもらう」というコメントは、現行のプレーオフ制度に対する不満そのものなのだろう。

パ・リーグで現行のプレーオフ制度が始まってまだ2年。私個人的には、レギュラーシーズンをぶっちぎってもプレーオフで敗退すればリーグ優勝を逃してしまう現行の制度は、あまり面白くない。(ホークスが2年連続で優勝を逃したのでなおさらだ(^^;)。もう少しシーズン1位のチームが優遇されても良いと思う。昔に行われていた「リーグを前期/後期に分けて、それぞれの勝者がプレーオフで戦いリーグ優勝チームを決定する」方式は結構好きだった。これだと一応リーグで「優勝」した者同士だから、納得が行く。

もちろん、現行のプレーオフ制度にしたが故にロッテが31年ぶりに優勝できたのだし、パ・リーグの盛り上がりは増したことだろう。セ・リーグもその結果を無視できないのか、プレーオフ制度の検討に入っている。今後ますます球界を盛り上げるために、ファンとしては制度の改革はどんどん進めていってもらいたいと思う。そしてどの球団も「資本の論理」だけでない、ファンが心置きなく応援できるチームになってくれることを願うのである。

・・・正直、来年こそは、ホークスに優勝してもらいたい(^^;。

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思わぬ再編?

三木谷氏の「野望」が、球界にまで波及している。

楽天とTBSの統合問題で、もし楽天がTBSと共同持ち株会社を設立して経営統合した場合、東北楽天ゴールデンイーグルスを持つ楽天と横浜ベイスターズの筆頭株主であるTBSがひとつのグループになり、1企業で2つの球団を持つことになる。これが日本野球機構(NPB)が定める野球協約の第183条に抵触する恐れがあり、もし経営統合が実現した場合には楽天か横浜のどちらかの球団を手放さないといけなくなるという。

以下、その第183条の引用である。(引用元)
--
第183条 (他球団の株式所有) 球団、オーナー、球団の株式の過半数を有する株主、または過半数に達していなくても、事実上支配権を有するとみなされる株主、球団の役職員および監督、コーチ、選手は直接間接を問わず他の球団の株式、または他の球団の支配権を有するとみなされる会社の株式を所有することはできない。
ただし、オーナー、球団の株式の過半数を有する株主、または過半数に達していなくても、事実上支配権を有するとみなされる株主による他の球団の間接所有については、他の球団との利害関係が客観的に認められないと実行委員会およびオーナー会議が判断した場合は、この限りでない。
また、コミッショナー事務局および両連盟の役職員は、いずれの球団の株式も所有することはできない。
[2002.7.9改正]
--

この条文は、試合の公正性を維持するために定められたもので、1企業が複数球団を持つと八百長等の不正行為も考えられることから、そのことが禁止されているという。

しかし、これがきっかけに、マスコミが書きたてるのか、また新たな「球界再編」の話しが勃発している。まずは村上ファンドに攻め続けられている阪神。村上ファンドがオリックス・バファローズの宮内オーナーとつながりがあることから、なんと「オリックスと阪神を統合」という話もウワサに上がっている。まぁこれは読売巨人軍の渡辺球団会長が「だから、それを恐れてんだよ。村上の背後にはだれがいるんだね? 宮内さん(オリックスオーナー)がいるじゃないか。オリックスと阪神ね。キャピタル(資本)が一緒でなあ、2つの球団を持つことはできないよ」と発言したためで、村上社長を牽制する目的だと言われている。

また、話しはどんどん出てくるもので(^^;、「ライブドア堀江社長がカープ買収!?」という話まで持ち上がっている。渡辺会長の話で、「ホリエモンが(広島)カープを買おうなんて。経済界、政界に後押しする人がいるから怒っている。そんなバカなことはねぇ」ということなのだが、もしこれが本当の話ならビックリするところだ(^^;。複数球団が統合すると球団数が減ってしまうので球界は縮小の方向に進み、補足しとしてはもの寂しい思いがするのであるが、単なる買収なら球団数は減らないにしても、もしカープが「ライブドア・カープ」なんかになってしまったら、現在のカープファンはどう思うのだろうか(^^;。

とにかく、横浜ベイスターズの株を持つTBSに、楽天イーグルスのオーナーである楽天の三木谷氏が統合を申し入れたことから始まる、今回の「再編話」。プロ野球のファン、特に再編の対象に上がっている球団のファンとしては、やりきれないだろう。資本の動きに振り回されて、コロコロオーナーが変わっては、ファンもついて行く気がしないのではないかと思う。ただそれで低迷が解消されるのならついて行く人もいるだろうが、そんな確証はどこにも無い(^^;。村上ファンドと阪神の問題も含め、良い方向に話が収束することを願いたい。

まぁ、福岡ソフトバンクホークスは、当分は大丈夫だろう(!?)

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タイガースの行く末

もうすっかり、とんでもないことになってしまっている。

村上ファンドが、阪神電鉄株を買い進め、38%超という、議決権ベースで三分の一超を確保した。これにより村上ファンドは株主総会等で、重要事項の否決権を行使できるようになり、子会社の阪神タイガースを含む阪神電鉄グループの経営に関して多大なる影響力を持つようになった。阪神電鉄の西川恭爾社長は、「会社存亡の危機」という胸の発言をした。

阪神タイガースの親会社でもある阪神電鉄は、関西人、特に兵庫県民にとってはなじみ深い。私も昔の顧客や、今の会社の本社が阪神沿線にあり、よく利用している。またJRや阪急と競合している梅田〜三宮間でも、所要時間としては一番時間のかかる阪神を良く利用する。遅い分、なんとなく座れそうな感じがするのと、他の路線に比べてどこかのんびりした感じのするところが好きだ。

そして、関西人にとって阪神電鉄は、「タイガース頼み」というイメージがあるのは確かだ。タイガースの本拠地、阪神甲子園球場には、阪神甲子園駅から行くのが当然一番近い。となると、甲子園でタイガース戦が開催される日には、皆こぞって阪神電車に乗り、球場へと足を運ぶ。そして試合が終わると、一気に甲子園駅へとなだれ込み、列車は超満員となる。普通に会社勤めしている人等で、阪神沿線に家がある人は、試合後にぶつからないように仕事を都合つけて帰る、というようなこと等も一般的な話だ。

そんな阪神電鉄株を、何故村上ファンドは買ったのか。言わずもがな、今年は阪神タイガースが優勝する年だったからである。いかにも優勝目前のタイミングで上手く大量取得し、株価をイッキに上げた。そして株を買い進めると、今度は電鉄本社に対して、「阪神タイガースの株式上場を」などと言い出した。当然阪神側は球団社長が「売るつもりなど無い」と話し、読売ジャイアンツの渡辺恒雄球団会長は、「上場なんてとんでもない。野球協約上、許されない。村上阪神などありえない」と吠えている。阪神タイガースSDの星野仙一氏も「ファンが許さん」と激怒している。

おそらく、村上氏も「阪神タイガースでひと山稼ごう」と思ったのか、それとも背後にその株を狙っている亡者がいるのか、あるいは村上氏自身がタイガースをコントロールしたかったのか、私なんかには良く分からないが、「阪神タイガース」のファンは、それこそ全国にゴマンといる。そんなファンたちの大勢を的に回したような格好は、ほんとに村上ファンドにとってプラスなのか、と考えてしまう。

タイガースのファンは、他の球団のファンと比較しても、タイガースに対する入れ込みは比較にならないぐらい強いものがある。そのファンが、「球団の危機」を知ると、その「敵」に対して持つ感情は、おそらく計り知れないものがあるのだ。いくら村上ファンドが金融的にプラスになったところで、タイガースファンの「村上ファンド」に対する感情は「ファンの敵」と思う人が大多数なのではないかと思うファンの感情を逆撫ですると、どこにどう「とばっちり」が来るか分からないと思わざるを得ないのである。私は南海時代からのホークスファンなのだが(^^;、地元関西に起こったこの騒動、非常に今後の行く末が気になってしまう。

・・・まぁ村上ファンドには「せいぜいお気をつけて」といった声をかけてあげるのが、思いやりなのか(^^;。

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寂しい「アメリカGP」

考えさせられるグランプリとなった。

6月15〜17日に行われたF1アメリカGPで、とんでもないことが起こった。なんと決勝が6台だけで行われたというのだ。私は生放送を見逃したのだが、Webのニュースで出来事を知り、フジテレビ721での再放送を見ることにした。

問題となったのは、ミシュランタイヤだった。ミシュラン使用チームであるトヨタのR.シューマッハーの車が走行中にタイヤがバーストしてクラッシュするという出来事が起きた。ミシュランが調べると「レース距離を走る為の安全性に問題がある」という結果になった。そこでミシュランはテストした新しいタイヤを決勝日の朝に持ち込み、「今のタイヤと替えて使わせて欲しい」とFIAに訴えたが、「グランプリには事前に承認されたタイヤを使用しなければならない」というレギュレーションに違反するとして、それを認めなかった。

協議は更に進み、「危険コーナーへのシケイン設置する」という提案がミシュランやミシュランタイヤを使用するチーム側から為されたが、FIA及びブリジストンユーザーであるフェラーリチームが賛成しなかった。FIA側からは「各チームで判断して、危険なコーナーは減速して走るように」という考えを曲げず、交渉はまとまらなかったようだ。結局コースは改修されず、チーム側に判断が任されることになった。

そして迎えた決勝レース。スターティング・グリッドには前日の予選結果通りに全車がついた。フォーメーション・ラップも他のGPと同様に始まった。しかし、この後F1史上希に見る、とんでもない展開となる。

「あ、ピットインのサイン出てますね!・・・」

フジテレビ721で現地解説の川井一仁氏が叫んだ。ミシュランを使用するチームのマシンが次々とピットインし、ガレージに車を納めてしまったのだ。その結果、フォーメーションラップを終えてグリッドに着いたのはブリジストンユーザーのフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの計6台だけという、異様な光景となった。

そしてそのまま6台でレースは始まった。当然観客は大ブーイングだ。コース上にペットボトルが投げ入れられ、バリチェロの車がそれを踏んで破裂させるという危険な状況も見られた。そりゃそうだろう。観客からすれば、まさに「金返せ」としか思えない状況である。早々に席を立つ客が目立ち、スタンドは残った観客がまばらになってきた。

淡々と走る6台の映像を見ながら、現地解説の今宮純氏や川井一仁氏、スタジオの渡辺アナと小倉氏は半ば白け気味で、しかし淡々と中継を続けていた。途中ミナルディのアルバースがエンジンストールしながらも再始動してピットアウトした光景を見ても、皆至って普通に話していたし、またミナルディやジョーダンが何回かタイヤをロックさせて、フラットポイントやタイヤの危険性の話になった時に、川井氏は「今日は6台だから、もしタイヤ交換して1分ペナルティ受けても、5点が3点になるくらいでしょ」とあきれた様子で話していたのが耳に残った(^^;。

レース中、唯一ヒヤッとしたのは、ピットインしたM.シューマッハがピットアウトの際に、ピット出口で後ろから走ってきたバリチェロとあわや接触しそうになり、バリチェロが外側に押し出されてコースアウトした場面ぐらいで、後は極めて淡々と進み、結局6台とも無事に完走してレースは終わった。フェラーリの1-2フィニッシュで終わり、M.シューマッハは今期初優勝だ。そして3位にはジョーダンのモンテイロが入り、自身初の表彰台となった。フェラーリの二人はアクシデントのせいか、レースが終わってからもお互い話すことなく、表彰式の際もシャンパンファイトを行うこと無く早々に後ろに引っ込んだ。3位のモンテイロの「ひとりシャンパンファイト」が実に虚しく映っていた。

レース後のインタビューでM.シューマッハは「通常の状況で出来ればよかった。全車出ていてもちゃんとしたレースができていたと思う」、R.バリチェロは「自分もピットに入ろうと思った。マイクがあったら説明したい」と述べていた。モンテイロは嬉しそうだったが、コメントはやはり出走しなかったミシュランユーザのチームを気遣っていた。

そして後日、ミシュランは謝罪声明を出した。アメリカGPの観客に対しチケットの払い戻しと来年のGPの無料招待をするようだ。今回のレースは、各方面の思惑があったにせよ、言わば「ボイコット」という最悪の事態になった。誰もが、もう二度とこういうレースは見たくないだろう。十分に安全なタイヤを作り、毎レース全マシンが安心して出走できるようにすることはタイヤメーカーに課せられた使命だろうから、ミシュランにはきちんとそれを果たしてもらいたいと切に願う。

・・・参加チームやコンストラクターは、「応援するファンあってのF1」ということを、忘れてはならないだろう。

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飛び込む勇気

何事にも言えることだと思う。

先日のF1モナコGPは、激しいバトルが繰り広げられた。当日はたまたま1日中家にいたので、フジテレビ721で予選から決勝までのセッションを一部生中継で見ることができた。

開幕からのフェラーリの不調(不運?)や、出場停止中の、佐藤琢磨が所属するBARホンダの車が見られないのが私としては少し寂しいところだ。フェラーリはモナコでもやはり振るわず、M.シューマッハが予選8位、R.バリチェロは続く9位で、グリッド中段に沈んだ。そんな不調のフェラーリを後目に、開幕から連続して表彰台に上っているルノーF.アロンソや、前回のスペインGPで優勝したマクラーレンK.ライコネンは、ぶっちぎりの早さでフロントローを確保した。

そして迎えた決勝レース。スタートでアロンソを抑えたライコネンは、最初から2位以下を引き離し、早々に独走体制になった。途中でミナルディのマシンがスピンしてコースを塞ぎ、M.シューマッハはそのあおりを受けてマシンを破損し、更に後方に順位を下げた。バリチェロもピットインでエンジンストールし、更にその後のピットレーン速度違反でペナルティを受けたり、フェラーリにとっては惨々に見えた。

そんな中アロンソは2位で周回していたが、途中でペースが落ちた。721での川井一仁氏の解説によると、スピードを落として燃料消費を抑える作戦のようだった。コース幅が狭くオーバーテイクは困難と言われているモナコのコース上で、アロンソの後ろにウィリアムズの2台、ルノーのもう一台、G.フィジケラの後ろにはトヨタY.トゥルーリ含む計5台が数珠つなぎとなった。

ルノーの2台はそれぞれ遅いペースで周回を続けていたが、業を煮やした(?)トゥルーリフィジケラのミスにつけ込みローズヘアピンで仕掛けた。トゥルーリは縁石に激しく乗り上げたが見事にオーバーテイクを成し遂げ、続く4台もその隙を突いて次々とフィジケラをオーバーテイクしていった。それを見た私は胸の透くような思いだった。

しかし、それだけでは無かった。アロンソの後塵を廃していたウィリアムズの2台も次々とオーバーテイクを仕掛け、見事にパスしていったのだ。思わず私はガッツポーズしてしまった(^^。抜くのが難しいモナコで、これほどのオーバーテイクを見ることができて、興奮度合いは高まっていった。

結局優勝したのは最初から独走したライコネンだったが、ウィリアムズの2台がルノーを表彰台から引きずり降ろして2位と3位に入り、非常に見応えのあるグランプリとなった。そのきっかけを作ったトヨタトゥルーリは、縁石に乗り上げた際にマシンを傷めてポイント圏外に順位を下げてしまったが、あの飛び込みは非常に見応えがあった。モナコGPにおいて、リスクを承知でコーナーに飛び込む勇気は計り知れないだろう。私も何かパワーをもらった様な気がする。やはりF1はいつ見ても面白い。

・・・そんな私は「早くフェラーリに復活してもらいたい」と思ううちのひとりであるが(^^;

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ホークスへの想い

昨年の話だが、ホークスがソフトバンクに買収された。

私個人は、「ホークス」には強い思い入れがある。幼少の頃、その緑のユニホームに惹かれて、「南海ホークス」のファンになった。大阪球場や西宮球場に、今は亡き父と試合を見に行った記憶が、今もはっきりと残っている。電車が大好きで、球場に電車を乗り継いで行くのは、非常に嬉しかった。

もっとも私が南海ホークスを好きになった時には全盛期(?)を過ぎていて、毎年Bクラスだったが、そんな「強くない」ホークスでも好きだった。選手については余り興味が無いのだが、門田とドカベン香川は強烈に覚えている。(残念ながら、野村克也の時代の強いホークスは知らないのである。)

小学生の時の私は、野球選手ではなく、どちらかと言えば運動オンチだった。子供会のソフトボールでは絶えず補欠で、たまに出場しても俗にいう「ライパチ」(ライトで八番)だった。

でも「庭球野球」(テニスボールのような柔らかいボールで行う野球)は大好きで、友達とプロ野球投手の真似事をしながら遊んでいた。「選手じゃないが野球は好き」という感じであった。自営業を営んでいた両親の仕事場でつけていたAMラジオを聴くのが楽しみで、「ゴーゴーホークス」という番組で流れる「南海ホークスの歌」は、幼少の私の耳にこびり付いていた。

そんな私が高校生の時、衝撃的なニュースが飛び込んだ。ホークスが流通大手のダイエーに買収されるという。

「南海ホークス」では無くなってしまう。しかも大阪から福岡に行ってしまう・・・。名前が変わるだけでなく地元からも離れてしまう、という出来事に、私は少なからずショックを受けた。

「福岡ダイエーホークス」。古くからの南海ファンは、しばらくは慣れなかったと思う。少なくとも私は、当時ホークスのだいだいの縦じまユニフォームを着ているのに馴染めなかった。ドカベン香川はダイエーになってからも在籍していたが、やはり緑の「南海」のユニフォームが似合っていた。

私はまもなく工業高校を卒業して、システムエンジニアとして働くようになるのだが、流通業を担当するようになり、色々な顧客を訪問する中にダイエーもあった。作業場所の壁に「福岡ダイエーホークス」のポスターが貼っているのを見る度に、南海ホークスを思い出した。

そうこうするうち、弱かったホークスは、また強くなって来た。王監督の体制になってから、優勝争いの常連になり、日本一にもなった。その頃には私は小売業のシステムに足を突っ込んでいた。プライベートでも、結婚してからスーパーに良く行くようになった。ダイエーに行くとホークス応援セールの時なんかは「いざゆけ若鷹軍団」がエンドレスで流れていて、そらで歌えるまでになった(^^;。

そうしてだんだん、白地(ビジターは黒地)に「FDH」の文字があるユニフォームを着る、「福岡ダイエーホークス」も好きになっていった。

そんな思い出深いホークスも、最後の大阪球団の近鉄バファローズが事実上消滅したのと同じ昨年、「福岡ソフトバンクホークス」になった。私も流通業界の担当ではなくなってしまったが、IT業界で働くSEのはしくれであるので、ソフトバンクがホークスをどう育てて行くのか、非常に楽しみである。

思えば、鉄道→流通→ITとオーナーが変化したホークスは、常に私の身近にいる気がする。そんなホークスを、これからも応援していこうと思う。

・・・「いざゆけ若鷹軍団」が応援歌として残るのは、正直ウレシイ(ソーレ!(^^)

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