「蚊」で撃退?
若者が今、「蚊」で追い出されようとしている(?)。
(引用元)
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英国人の発明家がこのほど、やかましく騒ぎ立てる若者に対抗するための装置を発明した。
独自の騒音対策方法を編み出したのはハワード・ステイプルトンさんで、装置の名前は「モスキート(蚊)」。子供と30歳以下の若者にしか聞こえない不快な高周波の超音波を発するのだという。高周波音を聞きとる聴力は年齢とともに衰えるとされている。ステイプルトンさんは、この装置を使い、町の食料品店などから、うるさく騒いでいた若者たちを追い出すことに成功した。
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またなんとも、面白い(?)試みの装置を発明したものだ。イギリスでは「モスキート(mosquito)」という呼称なのだろうが、日本語に訳すと「蚊」で、なんとも滑稽だ(^^;。そして文面を見る限り、「30歳以下の若者」は全て対象となってしまう。たとえ騒いでいても騒いでなくても、この装置を使えば無条件に「30歳以下の若者」を店から追い出すことが可能になってしまう。まぁ30歳以下と言っても、あくまで個人差はあるだろうから、高音部の音感を鍛えているミュージシャンなどの人達にとっては、30を超えても良く聞こえてくるであろう(^^;。
この装置を発明したステイプルトンさんは、イギリス本国では一躍「有名人」になり、テレビやラジオに引っ張りだこになったそうだ。そのイギリスでの盛り上がりぶりに、アメリカ、カナダやオーストラリアからも問い合わせが入っているという。世界各国、「騒ぎ立てる若者」対策に躍起になっている人々がいるようだ。このページによると、日本語は世界の言語と比較しても、もっとも低音域帯(125Hz〜1500Hz)で話す言語とされており、他の言語を話す人より高音域に弱いそうなので、「高音域でやっつける」この装置「蚊」(^^;は、日本人の若者には、特に効果がありそうだ。
最近は、若い人たちが電車の中やスーパーの店内など、公共の場で周囲のことを気にもかけず大きな声で話しているのを良く見かける。まぁ「若い頃はよく騒いだものだ」という人も多いかと思うし、私も高校生の頃は騒いだこともある。自分も歳を取ってきたので、だんだんその「騒音」が気になってきただなのかね知れないが(^^;、もしそういった若者が、例えば商店等で、もし「装置『蚊』」を使用しようとしたときに、使い方が難しいのかな、と思う。
実際、おそらくこのページのような装置だと思うが、何かかなりの大音量(?)が出そうな感じがする。もし使うにしても、明らかに「対象」となる年代の人が、撃退したい人だけなのかどうかを知る必要があるし、もしたまたま「高音域の聞こえる年配の人」がその場にいたら、とかいろんなことを考えてしまうのだが(^^;、使い方を誤ると、逆に店のイメージを落としてしまうのではないのかな、とも思う。日本とイギリスでは、考え方が違うのかも知れないが・・・。
・・・ま、とにかく、どんな音なのか「聴いてみたい」と同時に、「聞きたくない」とも思う(^^;。
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