電子マネーのこれから

チャラチャラしたもんは、もう要らない?

電子マネーの分野に「第3の勢力」が登場しそうだ。セブン&アイホールディングスが、「Edy」でも「Suica」でもない、独自の「非接触型ICカードを使用したプリペイド方式の電子マネー」を、2007年春を目処に発行するそうだ。セブン イレブンやイトーヨーカ堂などのグループ企業の店舗で使用できるようにするという。クレジットカード最大手のJCBと提携して開発するそうだ。

他社のコンビニが「Edy」や「Suica」を続々と導入するのに対して、セブン イレブンの「電子マネー」がなかなか見えなかったのだが、やはり考えていたのは「独自方式」だ。他社に迎合するのを「王者」として嫌ったのか、既に秘密裏に進めていたのか、その辺は関係者しかわからないところだが、同じグループのイトーヨーカ堂などでも使えるのは、両方を利用する私にとっては魅力的だ。「Edy」と「Suica」の2大勢力に、セブン&アイとJCBがどう切り込んでいくのか、気になるところだ。

その「Suica」だが、いよいよ携帯電話を使用するサービス「モバイルSuica」が来年1月から始まる。DoCoMoやauから出ている「Felica」搭載のケータイを使用して、従来の「Suica」同様に運賃支払いや電子マネーとして使用できるのはもちろん、ケータイの画面上でチャージや定期券の購入ができる。JR東日本の「ビューカード」への入会が必須だが、自分の携帯電話で電車が乗れ、券売機に行くことなくチャージもできるとなると、なかなか便利だと思う。将来は新幹線のチケットレスサービス等も予定されとおり、座席で車掌にケータイの画面を見せるという光景が新幹線でも見られるようになるのはそう遠くないだろう。

「Felicaケータイ」としては最後発のボーダフォンも、ついに「ボーダフォンライブ! FeliCa」を11月11日から開始している。当初のサービスとしては電子マネー「Edy」の他はマイレージやポイントカードとしての利用だが、きっと「モバイルSuica」やセブン&アイの電子マネーにも対応するだろう。各社の「Felicaケータイ」が出そろったことで、対応するサービスもどんどん増えていくと思う。ケータイひとつあれば「何でもできる」時代に、少しずつ近づいているような、そんな感じがする。

・・・もう、うかつにケータイを落っことすことなど、できないのである(^^;。

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進化するコンビニ

ますます便利なお店になるべく、競争は続く。

ローソンと東急が提携し、東急の駅構内にローソンが出店する。1号店は田園都市線の長津田駅構内に06年夏にオープンする予定だそうだ。出店場所は改札口を出たところで、通常の店舗に駅売店式の窓口を設置した形態になる、ということだ。駅の中にあるということは、乗客の利用が見込めるわけで、JR西日本の「Heart-in」などの駅中コンビニは、いつもお客さんで賑わっている感があるので、「駅にローソン」はインパクトあるだろう。

関西(大阪)と関東(川崎)の両方に住んだ経験のある私としては、「西のローソン、東のセブン イレブン」という感覚が強い。大阪在住に大抵ローソンにしか行かなかった私が川崎に移り住んだ時、ローソンを探すよりたくさんあるセブン イレブン等に行く方が早いということがあった。東急沿線に勤めていた私は、もし駅前にローソンができていたら、ローソンパスも持っていることだし(^^;、積極的に利用していたかも知れない。

ローソンだけでなく、私が川崎にいた時に、自宅周辺に何件もあった(^^;王者セブン イレブンも、どんどんサービスを広げている。最近も、店舗内には必ずATMが存在するセブン銀行で、JAバンクやJFマリンバンク(漁協)のキャッシュカードが使えるようになったり、ヤフーと組んで「Yahoo! オークション」での落札品の受け渡しや代金決済ができる方法を検討するという。これだと、家を留守にしがちでも店舗で受け取れるし、支払いも出来てしまえば郵便局や銀行に行く手間も省けて便利になるだろう。手数料によっては、オークションを多々利用している人にとっては助かるはずだ。その一人である私の連れ合いも喜ぶかも知れない。

セブン イレブンとヤフーは、既にヤフーのサイトで買った書籍をセブン店頭で手渡すサービスを提供しており、今後はネットで販売したチケットの店頭受け渡しなども検討しているという。駅や近所にあって、気軽に立ち寄れる存在のコンビニは、こうして知らぬ間にどんどん変化していっている。既に「飽和状態」と言われている中、コンビニ業界は日々新しいニュースを提供し続けている。そして、コンビニは今後も「より便利に」なっていく。それはやはりインターネットと共に進化していくに違いないと思うのである。

・・・まさに「ご近所や駅で何でも済む」時代は、すぐそこに来ているのかも知れない。

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相次ぐトラブル

人の問題あり、モノの問題あり、と言って良いのか。

東京証券取引所(東証)と、名古屋証券取引所(名証)が、相次いでトラブルを起こし、共に半日株取引ができない事態に見舞われた。東証の場合は「プログラムミス」、名証は「ファイル破壊」ということだが、いずれにせよ日本の根幹を担う「社会システム」の障害で、いずれのシステムも提供しているベンダーの富士通にとっては、相次ぐトラブルで風当たりは非常に強くなっているだろう。私は過去に富士通関係の会社に在籍し、東証にも(まったく別のシステムの関係で)訪れたことはあるのだが、何か他人事とは思えないトラブルである。

東証の件はプログラムのテストでは見つけられなかったと言い、月替わりで判明したという、厄介なものだった。二重化が効くハードウェアであれば、一方にトラプルが発生しても「待機系」で運用を続けられるが、ソフトウェアでのトラブルは、ミスを起こすと元に戻すのにも時間がかかり、重大なトラブルの場合は致命的である。こういう社会システムほどテストは念入りに十分に行われるはずだ。東証のような大きな体制で何人も掛かっても見つけられなかったのか、それともチェックが十分でなかったのかは当事者でないので分からないが、トラブルが起こると、プログラムは簡単に修正できるものでは無いし、間違って更新したデータをいつの時点に戻すのか等、いろんな検討要素が発生し、時間がかかるのは必至だ。

名証の場合は「データベースファイルの破壊」という、これまた厄介な原因だ。データベースは大規模になる程、破壊された場合のリカバリに時間がかかる。バックアップからファイルを戻して、アーカイブログを反映させて、あるいはシステム立ち上げからのトランザクションをもう一度発生させる等、データベースの「内容」を最新の状態に戻すのには、時間がかかるものである。リカバリより先に障害原因の切り分けにも時間を要しているはずで、その時間も含めるとクラスタ(にしていると仮定して、それ)が上手く動かなければ、数時間のシステム停止は常識的なところだろう。

しかし、そんな「システム停止」は、社会システムでは許されない。システムも巨大化すればするほど関わる人も多くなり、調整事項も多くなる。参加する会社は、下請けを含めると数社から十数社になり、サブシステムも増え、プロジェクトマネージャとチームリーダー等との打ち合わせは増え、それをメンバの末端まで意識を統一するのはなかなか大変だ。人が多くなるとミスも多くなる。そんなミスを防止し、起こったミスを修復する現場のリーダーやマネージャー個人に対する負荷は増大し、ストレスは溜まり、病気になる人もいる。私が過去に在籍したプロジェクトでは、死者が出ることもあった(東証では無いが)。

いずれにせよ、ベンダーの立場からすれば「仕方がない」ことも幾分かはあるとは思うが、顧客にとっては「絶対に止めてはいけないシステム」だ。特に証券取引所の停止は国にとっても大きな損害であり、停止した際の批判も民間のシステムに比べると多大なるものだろう。社会システムの停止はすかさず新聞ニュースのネタになり、テレビでも多々放送される。テレビのキャスターの素人コメントにはややガクっと来るが、最近はITに対するリテラシーも浸透してきたのか、一般人にも「システム障害」の意味がわかるようになって来ている。

ベンダーとしては、システムの停止が一般人に対するイメージにまで影響してくる昨今では、下手にミスは起こせない。もちろん日々トラブルを起こさないために努力する現場の状況は、同業者として大体、痛いほどわかる。しかしそんな中でもシステムが停止すれば即批判の嵐なので、特に社会システムに携わる人には、歯を食いしばって頑張ってほしいと思う今日この頃である。

・・・私も、最近はそういう緊張するシステムには、テンでごぶさたであるが(^^;

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一生面倒見ます?

卒業生も、全て大学が応援してくれるとは、なんとも心強い。

大阪市吹田市の、地元では知らない人はいない?関西大学が人材派遣業大手のパソナのグループ企業と提携して、卒業生に対する無料就業支援を始めるということだ。大学の就職窓口は主に新卒者対象としているが、民間の人材派遣企業と提携し、卒業生の人生に対して大学が若者から熟年層まで支援するということは、非常に魅力的なことで、大学側もそれにより魅力の向上を狙っているとのことだ。(参考記事)

実際はパソナが大手企業と共同出資した「関西雇用創出機構」は、大手のベテラン技術者を中小企業に転職の仲介を行っており、様々な企業の求人情報を把握している。その「関西雇用創出機構」が関大と業務提携し、いろいろな経験を持つ「就業支援のプロ」が卒業生に対応し、有用なセミナー等を紹介してくれるという。窓口は大阪市内にある同機構の中に設けるとのことだ。

世間には、「NEET」が若者を中心に溢れ出していて、また雇用のミスマッチや、俗に言う「2007年問題」など、就職に関する問題はいろいろ噴出している中で、大学が卒業生の人生を言わば「一生面倒みます」と宣言してくれているみたいで、卒業生にとっては非常に心強いのではないかと思う。比較的就職率が良い関大が就職問題に取り組みだしたことで、他の大学も追随するのではないかと思われる。

・・・と、ニュースを検索してみると、「中央大や法政大など大学・短大42校が連携してニートや、フリーター生活者たちのための就職支援事業に乗り出した」というニュースも見つけた。やはり現在のこの状況は、大学などの教育機関としても放っておけないのだろう。政府の対策がイマイチ良くわからず、まだ具体化されていない(見えてこないだけかも知れないが)中、民間からこういった動きがあるのは、定職に就けない若者にとっては、良い時代になってきているのではなかろうか。

・・・ま、最後はあくまでも自分のやる気とガンバリが大事なのは当たり前なのだが(^^;。

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拡大するライブドア

もう、「どんどん膨らむ」風船みたいなものだろうか。

最近勢いづいている、俗に言う「ネット企業」(こんな呼び方できたの何時からか知らないが(^^;)のライブドアが、なんと通販大手であり老舗のセシールと資本・業務提携を行い、通販事業を強化するというニュースが飛び込んで来た。「セシール」と言えば、私の身近でも連れ合いが良く利用しており、おそらくほとんどの人が「通販の会社」という認識を持っているだろう。それくらい有名な会社だと思う。そこにライブドアがついに入り込んできたということは、インターネット全盛のこの時代の象徴的な出来事だと、私は思う。最近はTBSとの絡みで楽天(の三木谷氏)が気を取られているのを突いた、またとないタイミングなのも、おそらく全て計算ずくだろう。

堀江社長は、ついこないだ衆院選に出馬して世間を驚かせたが、最近は堀江氏が「昔から興味があった」という宇宙ビジネスに関する言動がクローズアップされているし、かと思えば(渡辺恒雄氏のネタかも知れないが(^^;)衆院選の絡みで「広島カープを、自民党の武部幹事長の後ろ楯で買収を試みている」というウワサも立ち、日々新聞の紙面を賑わせている。ほんとに「会社を見せる」のが上手いと思う。ちなみに「ホリエナジー」というドリンクまで発売しているが、ちと高いので飲む気がしない(^^;。

今ホットな話題である「TBS vs 楽天」についてもTBSに対して「ホワイトナイト」を申し出たり、社長日記でコメントしたりしていて、インターネットのニュースサイトでも、ライブドアや堀江社長の名前を見ない日は無いほどだ。こうして日本のあちこちで、いろんな分野に「ライブドア」が絡んでくることは、世間に対して大きなアピールになるだろう。最近は広報の乙部綾子さんもピンでタレントと同じくテレビに出てくることが多くなったが、それも全て「ライブドアを世に広めるため」だとすれば、凄腕だと思うが・・・。

堀江社長は、日々自身の思いを「社長日記」に綴っているが、日に日に書く分野がバラエティに富んでいるというか、めちゃくちゃアレコレ手を出しているというか、「livedoorナントカ」というサービスがどんどん出来てきている。会社をどんどん大きくして、ソフトバンクに追いつき追い越せの精神で、堀江社長以下、グループの役員や従業員は頑張っているのだろう。もう知名度としては、かなりの人に知られてきたのでは無いと思う。あの渡辺恒雄氏だって「ホリエモン」と呼ぶくらいなので・・・。

・・・かくいう私は、「ライブドア出張」が便利で、たまに使っているくらいであるが(^^;。

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ダイエーの新ロゴ

それは、「変わっていく」という意思表示なのだろう。

ダイエーの新しいロゴマークが、ついに発表された。新しいマークは、従来からのコーポレートカラーであるオレンジ色の、少し変形したハートの形に「daiei」の文字を加えた。「こころ(ハート)をこめて、お客様をおもてなししていこう」というコンセプトだそうだ。12月1日から順次切り替わって行く予定とのことだ。

また、創業者の中内氏が考えた、おなじみだった「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」というスローガンもやめて、「ごはんがおいしくなるスーパー」という新しいスローガンを掲げた。「時代の変化と共に国民の意識が変化し、企業理念が時代にそぐわなくなった」ためだとのこと。「食品スーパー」としての決意の表れは、「新しいダイエー」としてのイメージを消費者に焼き付けようとしているのだろう。

確かに、他のスーパーと比べても、ダイエーの食品、特に惣菜は種類も多く、美味しいと思う。関東に住んでいた頃に良く行った、東京都目黒区の碑文谷店の惣菜コーナーは、スペースがとても広く、また商品の内容も目を見張るほどの充実さで、あらゆる食べ物が選び放題だった。現在良く行っている大阪市平野区の長吉店でも、惣菜のコーナーには常時美味しそうな惣菜が並んでいて、良く買う。また最近では生鮮食品(特に野菜)の売り場が一変し、明るい照明で新鮮に見える(?)野菜が、山積みでなく少量ずつ並んだ状態で選べる。

そんな変わりゆく店舗をよそに、相変わらず来店する客のマナーは良く無く(^^;、店員さんの愛想は、「以前よりは少しは良くなったかな」という感じなのだが、以前ほど店内で不快に思うことは無くなった。これはやはり「新しいダイエー」を必死にアピールしている経営層の考えが、現場にまで行き届いている証拠なのかも知れない。しかしまだイトーヨーカドーやイオンに比べると、「徹底していない感じ」もする。かつて「流通の王者」だった頃の驕りが、まだ少なからず残っているのかも知れない。

不採算な店舗は閉鎖し、希望退職を募って人員も削減するダイエー。新しいロゴとスローガンで、現在の「なんとなく暗い」イメージを払拭できるのか、これからのダイエーの巻き返しに期待したいところだ。

・・・なんだかんだ言って、一番「買いやすい」のはダイエーと思っているので(^^。

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プレーイングマネージャ

どの世界でも、それは大変なことだろうと思う。

ヤクルトスワローズの古田敦也捕手が、来期からの「選手兼任監督」に就任することを正式発表した。選手と兼任する監督としては、1977年の野村克也氏(南海)以来だという。その野村克也氏は、南海ホークスをリーグ優勝に導き、選手としての現役を引退後も、ヤクルトの監督として4回のリーグ優勝と内3回の日本一を達成、阪神タイガースの監督も務め、楽天の新監督に就任が濃厚である。その野村氏の「愛弟子」と言われていた古田捕手が「プレーイングマネージャ」として監督のキャリアをスタートさせるのは、何か因縁めいたものを感じる。

一般の社会人の世界でも、「プレーイングマネージャ」として動ける人は、なかなかいないと思っている。私が以前システムエンジニアとして勤めていた某メーカーでは、入社した90年代始めには課長の役割はほんとに「部下の管理」という、典型的な管理職という感じだった。その後課制が廃止され、「課長」という役職は変化した。今まで自席の机に座り、部下の報告を聞き、顧客に向かうのは月イチの定例会のみ、という感じであった課長が、課制廃止以後は一般の主任レベルと同樣に「仕事」をするようになった。

社内での呼び名も「幹部社員」という名前になり、増えるプロジェクトに対する人材不足なのもあってか、課長がどんどん現場の前線に出る様になった。大きなプロジェクトなにると、課長や、場合によっては「部長」の肩書の付く人まで、現場でシステムの要件定義や、プログラミングに手を出していた。逆に言うと若手がなかなか育たないから「やらなければ仕方ない」という感じの人も多かったかも知れないが、少なくとも「机に座るだけの課長」は激減した。

ITの世界は激しく動いており、技術革新も目まぐるしい。ボヤボヤしているとすぐに置いていかれてしまう。増してやこの「成果主義」の世の中、若者であろうが年寄りであろうが、全て「実力」で問われてしまうので、何かして成果を見いださなければ生き残れなくなっている。そんな状況下で、例え役職が付いてもどんどん仕事して実績を残さなければならない実情があり、「机に座るだけの課長」はリストラの対象になることも少なくない。景気や企業の変化によって、なおさら「プレーイングマネージャ」という役割が目立って来たのかも知れない。

話を野球に戻すと、私は野村克也が南海ホークスで選手兼監督として活躍していた頃、父に連れられて大阪球場に太平洋クラブライオンズ(現・西武ライオンズ)戦を観戦したことがある。当時は4〜5歳だったので、「観に行った」ということしか覚えてなく、「野村克也が選手兼監督を務めていた」ことなど微塵も知らなかったのだが(^^;、そんな昔(と私は感じる)以来の「選手兼任監督」になる古田捕手が、来期にどういう活躍や采配を見せてくれるのか、今から楽しみである。

・・・私は別にヤクルトのファンでもなく、(今でも)ホークスのファンなのだが(^^;

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楽天とTBS

やっぱり、「ついに来たか」という感じだろうか。

三木谷浩史氏が社長を務める、あの「楽天」が、なんと「TBS」の株を買い進めて筆頭株主になり、そしてTBSに経営統合を申し入れた。楽天はTBSに対し、「共同で持ち株会社を設立し、配下に楽天グルーブとTBSグループがぶら下がる」案を披露した。三木谷社長は、「インターネットと放送の連動による広告料収入の拡大や、TBSの番組をブロードバンド配信する等、メリットを強調している。

このことは球界にも影響が出る。楽天は「東北楽天ゴールデンイーグルス」の親会社であり、TBSは「横浜ベイスターズ」の70%程の株を持つ筆頭株主だ。もしこの経営統合が実現するとグループ内でふたつの球団を持つことになり、現在の野球協約に違反するという。この件は三木谷社長も「野球界のドン」である渡辺恒夫(読売巨人軍会長)に相談していて、渡辺氏は「それは三木谷君にも言ってあるから、彼はよく知ってるはずだ」とコメントしているように、事前の根回しは済んでいるという感じだ。イーグルスかベイスターズが売られてしまうのか、今後の行く末を見たいところだ。

私の意見としては、楽天がTBSのコンテンツをどんどんネット上に配信してくれるなら、大歓迎だ。特に現在関東ローカルでしか視聴できない番組を、どんどんネット上に出して欲しいと思っている。このプログをいつも読んでいる人なら「言わずもがな」であるが(^^;、「宮川賢のパカパカ行進曲」の地上波と完全同時のストリーミング放送などをやってもらえれば、私個人としてはサイコーである。これを聴きたい「バカ大人」の人は、結構多いはずだと思うのだが・・・。

とにかく、これでまた「放送と通信の融合」に向けて大きな動きがあったことは確かだ。TBS側も「唐突でびっくりしたが、真剣に検討する」という姿勢を見せており、今後の両者の動きから目が離せない。しかしライブドアも楽天も、常にテレビに顔を出して、露出が大きく、ここ数年で知名度のアップは目の見張るものがあったと思う。私も正直、両社がここまでしょっちゅうテレビに出てくるとは、数年前まで想像しなかった。楽天には、今後の放送業界にも影響しそうなこの「経営統合」を、何らかの形で良い方向に持って行って欲しい、と期待する。

・・・とにかく、「パカパカ」が全部大阪で聴ければ、私は良いのだ(ホントしつこい)。

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変わりゆくダイエー

もう以前とは、違うところに行こうとしているのか。

大手総合スーパーのダイエーが、30年間使用してきた、あの橙の円形が欠けた形の、おなじみのシンボルマークを変更する考えのようだ。私なんかは、あのマークを見れば「ダイエー」とすぐわかるあのマークが変更されるというのは、少し寂しい気がする。ダイエー以外でも、サカエやマルエー、マルエツ等、多少色などは変われど、おなじ「欠けた円」で、ダイエーグループだとすぐわかるだけに、ダイエーにとっては一大決心であっただろうと考えさせられる。

もっとも、過去の業績不振により産業再生機構の支援を受ける中、復活のために「過去を断ち切る」ためには、イメージの変更は欠かせないのかも知れない。過去、「ジャスコ」も「イオン」に社名変更した直後は違和感があったが、今ではもうすっかりなじみ深いものになっている。「ニチイ」が「マイカル」になり、ニチイ各店舗が「サティ」や「ビブレ」に変わり続けた時も、しばらくすれば慣れてしまい、洗練されたイメージが付いた。

やっぱのあの橙の欠けた円は、ダイエー創業者である中内氏のイメージが非常に大きい。そのイメージを引きずっていては、ダイエーもいつまで経っても変われないのだろう。同じく橙色のイメージが強かった、前の福岡ダイエーホークスも、今や橙ではない「福岡ソフトバンクホークス」に生まれ変わっている。そう言えばホークスも南海電鉄からの買収当時、中内氏がオーナーであった。まさにバブルの真っ只中で、流通業が勢いづいていたのもあの頃だと思う。

しかしその後バブルははじけ、阪神大震災もダイエーの経営を悪化させていった。有利子負債は2兆円を超えるまでに膨れ上がり、中内氏は経営から退く。2004年には名誉職も全て退き、先月2005年9月に、脳梗塞で静かにこの世を去っていった。ダイエーは中内氏の社葬も行わなかった。そして今回の、中内氏のイメージが強いシンボルマークの変更。とにかくダイエーは、徹底的に「中内色」をグループから消し去りたいと思っているのだろう。

私個人的には、ダイエーに対する印象は「可も無く不可も無い」だ。最近は徐々にイメージチェンジの感じも出てきているが、特にこれといって大きな特徴は無く、魅力的なことも少ない。しかしこれといって買い物しにくいというワケでもなく、食材もそこそこ良いものがそこそこ安いと感じており、特に惣菜などは美味しいと思う。でもイトーヨーカ堂イオンにあって、ダイエーに「まだまだ」足りないところがあると思う。業界トップを突っ走っていた頃の「奢り」があるのかどうか知らないが、何か物足りなさを感じることがままにある。

私が特に思うのが、「顧客対応」だ。一時期、社長が変わった直後には、私の自宅近くのダイエーも、いつも半分も埋まらない駐車場が、満車寸前にまで埋まっており、店内も今までに無い超満員で、私なんかは「何が起こったのか」ビックリすると共に、「ダイエーはこれから変わっていくんだ」という予感を何か感じさせた。しかしそれから数カ月経った現在、その同じダイエーの店舗は、「いつものダイエー」に戻っていた。店員も別に愛想良いワケでなく、いたって普通。商品もそこそこ良く、そこそこ安い。何かあの「勢い」が消えてしまった感じだ。

何か店員に覇気が感じられない。顧客の心をつかんでいない。イトーヨーカ堂などに行くと、レジの応対で不快な思いをしたことは過去に一度も無く、品出ししている店員さんが、ただ「いらっしゃい」と叫ぶだけでなく愛想よく話しかけて来たり、試食を担当する店員さんも決して無理強いせず、かといって無視もせずちゃんと声を掛けてくれたり、店内の良い雰囲気づくりを非常に意識していると思う。ダイエーの店員さんがそれをできていないとは思っていないのだが、何も伝わってこないのも確かだ。

まぁ川崎市内の(中原区に近い高津区あたりの)とあるマルエツの店舗のように、やむを得ず子供を乗せていないベビーカーを引いているだけで不審者扱いされ店員につけ回される等、高飛車な対応をされるということは、大阪のダイエーではさすがに無いのだが(^^;、やはり良いイメージがあまり無いのが事実なのである。私もなんだかんだ言って、ダイエーには頑張って欲しいと思っており、実際に店舗へ買い物にも良く行く。あの橙の欠けた円がどんなシンボルに生まれ変わるかは楽しみなところだが、実際店舗でシンボルだけでなく「変わった」と思わせるものが欲しいと、個人的に思う。

・・・また一消費者が、エラそうなことを言ってしまったが(^^;、あくまで一意見として。

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小売業のこれから

景気の回復も、いよいよ目に見えてきたのかも知れない。

大手スーパーのイオンとセブン&アイホールディングス(HD)が、2005年8月中間連結決算を発表した。いずれのグループも過去最高の売上高を記録したとのことだ。イオンは2倍営業増益、ヨーカ堂は営業減益の違いはあるが、これは個人消費の拡大傾向にも押されたのだろうと見られている。両グループとも、子会社のコンビニや金融業の利益が大きいそうで、特にヨーカ堂と同じセブン&アイHD配下のセブン−イレブン・ジャパンが利益をたたき出しているが、最近は伸び悩んでいたスーパー本業でも、「クール・ビズ」の影響で衣料品の売上が伸び、回復の兆しを見せているということだ。

確かに、私が最近ショッピングセンターやスーパー等に買い物を行っても、いつも賑わっているように感じる。皆スーパーセンター等の大きい店に集まっているだけという風に思いがちだが、昔からある普通の総合スーパーでも「活気」を感じる。最近産業再生機構の支援を受けているダイエーでも、最近の店内は以前のどんよりとした雰囲気に比べて幾分か明るくなった気がする。そしてそこに集まる人々を見ていると、少しは景気が上向いているような気がするのである。

総合スーパーの衣料品コーナー等は、ユニクロ等の衣料専門店に比べて「パッとしない」という印象を私は持っていたのだが、最近はショッピングモールと言う形態の中で色々な専門店がしのぎを削っており、スーパーに並ぶ衣料品もそれに刺激されてか魅力的な商品が並ぶようになってきていると思う。特に最近出店したイオンやイトーヨーカドーの大規模店舗では、衣料専門店よりも豊富な品揃えで、価格的にも大して変わらないような気がする。増してや同じ建物に専門店も入っているので、わざわざ郊外のユニクロにクルマで出かけようとは、まず思わない。

まぁ郊外の店舗に行くにしても、例えばモール内の店舗に無い商品がその店舗にあった時ぐらいだろう。実際連れ合いは、「Right-on」などで子供服を買う場合、モール内で見つけて「良いな」と思っだが買わなかった商品を、帰りの車の中で思い直し、郊外店で買ったりする。レアな限定ものなどは方端から電話をかけ、あった店舗に飛んで行く、という買い方をするので(^^;、モール内、郊外店というのはあまり関係ないかも知れないが・・・。

・・・少し話が逸れたが、私自身は前にも書いたように、スーパーに行くのが大好きなので、少々遠くてもクルマで出かけて行く。しかし結構いくつかの店舗に行き尽くした最近は、やはり行く店舗は限られてきている。その際にはイオンもしくはヨーカ堂(関西にはまだまだ少ないのだが)、あるいはイズミヤに行くことが多くなってきている。まぁひとつの条件として「『わんぱく線』に息子を乗せることができる店舗」というのが付いてくると、ほんとに2〜3店舗に限られてくるのだが(^^;。

景気の回復を肌で感じている現在、ただ大きい店舗、豊富な品揃えや安さだけでなくて、きちんと顧客に目の行き届くような対応などが、私にとってはウレシイことなので、現在それができていると思う、イオンもヨーカ堂も、そしてそれ以外のお店も、とにかく、小売業の各店には、魅力的な、買い物しやすいお店を作って欲しいなぁと思う。

まぁ、お客もマナーをわきまえなければならないのは当然なのだが(^^;

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実用ロボット

いきなりロボットに「いらっしゃいませ」と言われたら・・・

富士通フロンテックと富士通研究所が、オフィスや商業施設等で作業支援ができるサービスロボット「enon」の限定販売を開始した、というニュースを知った(プレスリリース)。実際に事務所や店舗等で荷物搬送や巡回等の作業支援ができる「サービスロボット」の実現に、私は少し驚いた。両社は1年以上前から試作機を作っていたそうだが、富士通のロボットと言えば「HOAPシリーズ」しか知らなかった私は、いやはや技術の進歩に驚いているといった感じだ。

ITMediaの記事によると、「enonは、身長130センチの人型ロボット。両腕と頭はあるが脚はなく、2つの駆動輪を使って移動する。移動時は6個のカメラとセンサー類を使用して自律的に障害物を避け、液晶モニターや音声認識機能で人間とコミュニケーションをとる。案内、誘導、搬送、巡回、見回りなど幅広い用途を想定した「人の役に立つ実用ロボット」だ」そうだ(引用元記事)。これだけのことができると、人の不足をサポートして働きまわる「ロボット」の姿が、あちこちで見られるかも知れない。まぁ価格的にハードウェアだけで約600万と、あまり気軽に買えるものでは無い(^^;ので、当初は「見せ物」的役割になるのかも知れないが・・・。

もちろん、ロボットといえばホンダソニートヨタ松下等の企業も研究開発を進めており、いろんなことができるようになっているのは誰もが知るところだろう。しかし、実際既に企業や施設に入り込んで「活躍」を始めていることは、「未来社会」を想像させ、ワクワクする。ほんとに近い将来、人間とさほど変わらない「アンドロイド」が普通に街を歩き、会話する姿が見られる日も近いだろうと、何か予感させられるのである。

・・・まぁ、個人的には「ピタゴラスイッチ」で「アルゴリズムたいそう」を踊る「QRIO」が好きなのだが(^^;

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休日の「ぜいたく」

週末ぐらい「ちょっとぜいたく」を味わいたい人は、やはり多いのか。

前の記事でも少し書いたが、最近のビール市場では、安価な発泡酒や、いわゆる「第3のビール」と共に、各社が発売している、1本250円程度の「高級ビール」が売れているという。週末の量販店では、店頭で良く見る6本入りのパッケージで販売されている発泡酒や「第3のビール」と、高級ビールをバラで買う人が目立つそうだ。(参照記事)

そう言われれば、実は私もそういう買い方をしている。私はプレミアムビールの中では、サッポロの「エビスビール」が特に好きで、「北海道生絞り」等の発泡酒や、「ドラフトワン」等の「その他の雑酒(2)」を3パックと、「エビス」を1パック、という買い方を良くする。ふと飲みたくなった時にバラで買うこともある。

そんな消費者(ビール愛好者)の買い方もあってか、サッポロの「エビスビール」の他に、サントリーの「ザ・プレミアムモルツ」、キリンの「ブラウマイスター」、そしてアサヒの「熟撰」といった「高級ビール」が、いずれも前年同月と比べて販売数が伸びているそうである。今年は猛暑でビールの消費量が前年より増えている、というのはあるのだが、その中でも「高級ビール」の伸びは大きいのだそうだ。

確かに、発泡酒等の安いお酒が無い昔は、皆ビールを飲んでいたと思う(「焼酎のホッピー割り」という人もいたと思うが(^^;)。その後、ビール各社が研究を重ねて出してきた「発泡酒」や「第3のビール」は、その安さとウマさから、その度に「手軽に酔いたい」消費者の心をつかんできた。しかし、最近の麦芽すら入っていない「その他の雑酒(2)」ばかり飲むのも、少し寂しいのは私も感じるところはある。

もっとおいしい「ビール」が飲みたい場合は、やはりビアホール等の飲食店に行くのが、更なる「ぜいたく」だろう。実際に飲食店でキンキンに冷えたビールをジョッキで飲むのは、この上なく格別である。そしてついつい飲みすぎてしまうのだが、そんな飲食店に対しても、アサヒビールがセミナー等で店の従業員にビールの注ぎ方をレクチャーし、実際にビールの売上数の増加につながり、常連客を増やした店もあるという。

やはりビールも「入れ方」が大事で、それが上手な店を選ぶのも、「美味いビール」を飲む上でのポイントなのかも知れない。缶ビールでも、注ぐ際に上手く泡を立てて飲むと、美味しく感じる。家庭用ビアサーバーが売れているのも、そのせいだろう。2本目を飲むときは、一度グラスなりカップを洗うと、洗わないよりも泡が出やすいと、個人的には感じる。「上手く注いで美味く飲む」、そんな楽しみ方が、ビールを見直す一理由になるかも知れない。

・・・かと言ってお小遣いも限られているので、個人的には飲食店で飲む機会は減る一方だ(^^;

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高校生の就職

これからの高校生にとっては、良いことだ。

高校生の求人倍率が、7年振りの高水準だそうだ。厚生労働省が明らかにした、来年の卒業生に対する有効求人倍率は0.90倍で、昨年の同期(0.69倍)より大幅に上昇、3年連続の改善だそうだ。ちなみに98年は0.98倍(参考記事)。日本全体では、高校卒業生のおよそ10人に9人が就職できることになる。俗に言う「2007年問題」(知らない人は、この言葉の言い出しっぺである日経ビズテック・日経ビジネス・日経コンピュータ編集委員 谷島宣之氏の解説が分かりやすいのでご一読を)で、団塊の世代がごっそり抜けるため、主に製造業にて若者への技能継承が進んでいるのも原因のひとつという。

7年前といえば、1998年。日本はバブルの後遺症から抜け出せていない頃だろう。私が高校を出て、某コンピュータメーカーにシステムエンジニアとして入社したのは1990年。バブル真っ只中であった。たしかにこの頃は、通っていた工業高校にも溢れるほど求人が来ていて、会社や自治体等の職場を選び放題だったような気がする。その恩恵を受けて(?)巨大企業に飛び込んだ私だが、やはり大きな組織では大卒が幅をきかし、高卒が担う役割はそんなに大きくなかった。他の企業に先駆けて成果主義を導入した企業であったが、職場の実情は「大卒の幹部候補」に優先して高い評価をつける、年功序列的な「見せかけだけの成果主義」が横行したものだ。

やがて業績が悪くなってくると、さすがにそういう「年功意識」は崩れてきたが、やたらと「とんがった若者」を大量生産する羽目になる。特にここ数年に入社してきた大卒や院卒の若者たちは、こぞって高卒のオヤジ連中を「高卒」という理由だけで穿った見方をするようになる。高卒の管理職がいればあら探しをして、「やっぱ高卒だから」と理由をつけてはけなす。管理職の能力に学歴は関係なく、大学出てても人間ができていない上司を、私はたくさん見てきた。上の立場に立ってもその役割を果たさない人は多かった。

逆に「とてつもなく頭のキレる上司」もたくさんいたが、概ね「自分の出世に関係する」ものにしか手を出さない。「自分の仕事」にプラスになる、全社的にもウケが良い仕事に携わる部下は手厚く可愛がり、それ以外の、「採算は出ないが必要な仕事」には見向きもせず、部下はほったらかしだ。必然的に評価にも差が出て、「勝ち組」と「負け組」ができてくる。そして「自分が大事な」上司は、「自分の評価に関係ない」部下を、ついには切り捨てることに全力を傾ける。そしてそんな「負け組」仕事を押しつけられるのは、たいていが高卒であった。もちろん全てではないが・・・。

特に「自分の知識が直接仕事に直結する」システムエンジニアは、コミュニケーションや政治的な交渉等、ヒューマンスキルが欠かせない。単純に「技術が好き」という理由で会社を選んだ、少し奥手な高卒の若者たちは、世の中の波に揉まれて、溺れそうになる者も多いのかも知れない。この成果主義の世界、言わば「弱肉強食」である。「技術力」だけでなく、「アピール力」が無いとやっていけない。極端に言えば、あることないこと挙げて、上手く上司を丸め込み、「良い評価」をもらえば生きていけるのである。

今の時代、高卒であるから引け目を感じることは無い。大学出てもフリーターやNEETに甘んじている人間は多いのである。働こうと思えば仕事はある時代、これからの高校生には、「手に職をつける」機会が多くなる、私なんかにはうらやましい環境で仕事ができるチャンスがある。引退が近い団塊世代にも「成果主義」で不遇を味わった人は多いだろう。私の経験から言って、団塊の世代の人で「朴訥だから能力が無い」ように見えて「スゴイ経験や知識を持つ人」をたくさん見てきた。そういう人は「アピールが大事」な成果主義の中で、良い評価を受けられない人も多かったと思う。そんな、ベンチャー系では決してお目にかかれない、製造の現場で「熟練の技を持つ」人達の思いとともに、「確かな技術」を受け継いで行って欲しいと、切に思うのである。

・・・私もできることなら、高校生に戻って人生やり直したいぐらいである(^^;。

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ウォーム・ビズ?

夏に流行ったから、冬にもやる?

どうやら環境省は、秋冬に「ウォーム・ビズ」の実施を決めたようだ。この夏、地球温暖化防止を目的にした「クール・ビズ」を政府が提唱し、大都市の半数近くのビジネスマンに浸透したこともあるのか、冬にも「暖房温度を低め(20℃)に設定して厚着をする」というスタイルを提案している。新名称は、小池環境相と、作家の新井満氏、デザイナーの菊池武夫氏、ドン小西氏、漫画家の弘兼憲史氏ら7人の検討委員会メンバーが協議して決めたそうだ。

汗っかきな私は、「クール・ビズ」で幾分か助かった感はある。確かに「ネクタイを外すと体感温度が2℃違う」という話しもあり、またこの暑い最中に上着を持って歩くと汗でベトベトのヨレヨレになるので(^^;、それを持たないだけでかなり「快適」になる(「不快」にならない?)。もちろん客先に出る等の場合は慎重になり、「上着・ネクタイ」で出ることもあるだろうが、私自身最近はそういうことも少ないので、毎日「クール・ビズ」スタイルを謳歌(?)しているのである。

これが冬だとどうなるか、ということを考えてみる。夏の「クール・ビズ」だと簡単に「上着を脱いで、ネクタイを取っ払う」といったカンタンな実践で誰でも実現できたスタイルだが、「ウォーム・ビズ」だと逆に服を着込むことになるので、個人のファッション・センスが問われるところだろう。名称発表の会見では、委員であるファッションデザイナーの菊池武夫氏は「シャツの下にハイネックの薄手のセーターを着たり、ベストを着る。外出するときは帽子やマフラーを身に着けて」と提案する。作家の新井満氏は「スーツのベストだけ色を違えるとおしゃれ度が上がる。帽子も復権させたい」と「帽子とベスト」をポイントにあげている。

私自身、冬は必然的にコートやマフラー、場合によってはベスト等を組み合わせている。以前の会社では作業着(ブルゾン)が支給されていたので、事務所内ではシャツにネクタイ、そして寒い時には作業着を羽織る、ということをしていた。確かに今まで事務所内は「上着を着たら暑い、脱いだら寒い」という、いわゆる「サムアツ」な感じだったのだが、「ウォーム・ビズ」で暖房温度が低めに設定されると、上着も難なく着ていられるかも知れない。汗っかきな私が事務所に着いたとたんに暖房で吹き出る汗も(^^;、少しはマシになるかも知れない。

環境省は、「クール・ビズ」は大々的に政府自身がアピールしてきたが、「ウォーム・ビズ」については「秋冬は民間の提案に任せたい」としている。「クール・ビズ」で潤った百貨店業界では、早くも「ウォーム・ビズ」に向けた「商戦」に動いているようだ。この冬はどんな「ウォームビズ・ファッション」が展開されるのか、ファッション業界や百貨店や量販店等、流通業界、そして実際に導入されるオフィスの動き等に注目したい。

・・・サラリーマン等から「コートやマフラー、カーディガンで十分」という声が聞こえてきそう(^^;。

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甘くなる野菜

日本の野菜は、どんどん進化しているみたいだ。

先日見た「ガイアの夜明け」で、日本における種苗会社の攻防について放映されていた。トマトでは出荷量1位であるタキイ種苗の「桃太郎トマト」に、サカタのタネが数千種の品種からかけ合わせた「王様トマト」が挑む。私は日本のトマトの7割が「桃太郎トマト」であることを正直知らなかったが(^^;、タキイ種苗の社員がスーパーの店頭に出て直接買い物客にトマトの好みを訊く様子に、「打倒・桃太郎」のためにタキイ種苗が必死に頑張っている、ということが伺えた。

また最近「第三の勢力」として日本の種苗市場に進出してきた外資系の「パイオニア・エコサイエンス」では、海外の様々な気候環境下の農場で、日本向けの野菜を作っていた。その中で私が印象に残ったのは「ピクニック・コーン」という小振りのとうもろこしである。この「ピクニック・コーン」は糖度の高さが特徴で、海水浴場で行われていた試食イベントでは、焼かずに冷やして食べている様子が映っていた。見ていた私にとっては食べたこと無いこのとうもろこしを「食べたい」と思った。

番組を見ていて印象に残ったのは、各社野菜の「糖度」にこだわっていたことだ。番組に出てきたトマトもとうもろこしも、糖度18〜20という、メロンに匹敵する糖度を実現していた。果物みたいに甘い「野菜」というものはどんなものだろうか、私は非常に気になった。そしてもうひとつ、「市場に出回る野菜の品種は、3年もすれば入れ替わる」ということだ。プロッコリー等でも、最近は糖度の増加や葉が崩れないようになっている等、どんどん進化しているようだ。

言われてみれば、私が中学〜高校の時に食べていたブロッコリーと比べて、今のそれは確かに美味しくなっていると思う。少なくともあの「青臭さをガマンして食べる」という意識は皆無になっている。私は野菜の品種改良は、農協や農業に関する研究所がやっているもの」と、漠然としか思っていなかったのだが、それは大きな勘違いだった。種苗会社がやっているとは全然意識に無かった。私は番組を通じて、野菜の品種改良を種苗業界が農家や消費者の協力を得て行っているという事実を知ったことで、今後スーパー等で野菜を見る目が変わりそうだ。

・・・それにしても早く「甘いトウモロコシ」を食べて見たい(^^。

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自販機の便利さ

夏には利用する機会が増えるのではなかろうか。

ガイアの夜明けで、飲料業界の自動販売機設置合戦の模様が放送されていた。普段何気なく利用している自動販売機だが、実はウラで飲料メーカーが熾烈な争いを演じているとは知らなかった。ある程度の競争があるとは思っていたが、日々入れ換えや配置替えが行われているのにはビックリした。番組では人気の設置場所で利用客が購入する商品をリサーチしたり、それを元にオーナーに新たなる自販機の設置を提案するメーカー担当者の様子が映し出されていたが、「1台でも多く」というメーカーの意気込みが、画面を通して伝わってくる。

確かに私自身も、特に飲料で自動販売機を利用する機会は多い。会社の事務所で、昼休みに喉が渇いた時、また休日にショッピングセンターの駐車場で車にのる前に買い込んだり、いろいろなシチュエーションで飲料を購入する。もちろんスーパーやコンビニで買うことも多いのだが、なにより自動販売機はお金を入れてボタンを押すだけなので、非常に気軽に購入できるので便利だ。たいていは愛想の良くないか、通り一遍の言葉しか発しないコンビニの店員と顔を合わさずとも買える、というのは大きい。

番組を見てもうひとつ印象に残ったのは、自販機に飲料を補給するメーカーの担当者が、購入履歴をハンディスキャナみたいな機械でひとつひとつの自販機から直接読み取って、そのデータに従ってその場で陳列商品を変更したり、補充する数を変えたりしていることだ。飲料の好みは気温や天気等によって変わってくるだろうから、そこは担当者の腕の見せ所かも知れない。これもよくテレビで放映される、コンビニの店長が日々の売れ行きや気候によって、補充する商品を臨機応変に変更している様子が思い出されるが、ひとつひとつの自販機にも、それと似たノウハウで商品が入っているのである。

やはりこの業界でも「顧客」のことを考えて商売しなければならないのは確かで、特に「飲料」という消費財を扱う人達は、消費者のことを考えなければならないし、さらにはオーナーの思いも探りながら、汲みながら商売しなければならないのだろう。たかが自販機と言えども、日々「顧客」のことを考えないと、すぐに置いて行かれてしまうのかも知れない。そして最後にはきちんと消費者のニーズを反映できるところが生き残るのだろう。メーカーの担当者は皆、日々頭を使っているのだと思う。見ていて「大変そうだなぁ」と感じた。

これからは自販機で飲み物を買う時には、メーカーの担当者が日々奮闘している姿が思い浮かぶのかも知れない。また、番組で見たようなことが、身近な自販機にどう反映されていくのか、定点観測するのも面白いかも知れない。

・・・といっても最近は家から飲料を持参する私なのだが(^^;。

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がっちりマンデー

何かと、ためになることは多い。

毎週、日曜の朝は絶対に早く起きて、見ているテレビ番組がある。

「がっちりマンデー」である。

この番組は、簡単に言うと企業や個人が「儲ける」ことにスポットを当て、そのヒミツを企業の社長に直撃したり、コメンテーターと一緒に考えたりする番組である。ちょうど、以前セイン・カミュさんと藤沢久美さんの司会でテレビ東京系で放映されていた「お金のソムリエ」という番組と内容的には似ている。

ただ、番組の雰囲気的には、「がっちりマンデー」の方が、やや(かなり?)くだけた感じがする。司会は極楽とんぼの加藤浩次さんと元TBSアナウンサーで現在はフリーの進藤晶子さんだ。レポーターは番組中で「経済予報士見習い」の肩書きを与えられている(^^;TBSの川田亜子アナウンサーである。この3人がお堅い社長さん達を上手くノセて、面白い話を引き出してくれる。

ワタミの渡辺美樹社長は、この番組にたびたび登場している。渡辺社長は出演する度に自身の「熱き思い」を語ってくれる。サッポロ、ユニリーバ・ジャパン、ミツカン等、今「儲けている」企業の社長が自らその思いを語る姿に、私は共感を覚え、その会社の商品を買ったり、お店に足を運んだりして確かめることもある。

社長が出演しない週は、たいてい二人のコメンテーターがゲスト(準レギュラー?)として出演する。最近良く出て来るのは、かの有名な森永卓郎さん、EZ!TVやラジオなどでもおなじみな伊藤洋一さん、そして「ブログの女王」真鍋かをりさんである。彼女の書くブログは未だに「日本最多のトラックバック数」を誇り、最近はブログの書籍化を果たし、共著で株の本まで出版した「やり手」である。個人的にスゴイと思う女性である。

そんな出演者たちで繰り広げられる「儲かりトーク」は、日曜の朝を豊かにしてくれると共に、「月曜日からもがんばるぞ」という気にさせてくれる。この番組で知ったことを周りの人に話すと「経済通」に見られるかも知れない。

・・・目一杯知ったかぶって「あ、『がっちりマンデー』のやつでしょ?」とか言われるとカッコ悪いが(^^;

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ノーネクタイの涼しさ

一度外すと、着けたくなくなってしまう(^^;。

今の会社は「クール・ビズ」が始まった今年よりも以前から、「夏の軽装」を認めているので、最近はもっぱら「ノー上着・ノーネクタイ」を実践している。実は、過去に「上着ネクタイ当たり前」な職場に長くいたせいか、上着を省略するのは良いにしてもネクタイまでは外す勇気が無かった。しかし、特に大阪の連日30度を越える猛暑に耐えかねて(^^;、先日ついにネクタイを外して通勤したところ、やはり「体感温度が2度違う」のは本当なのか、涼しさが格段に違う。特に冷房の効いた電車の中では、出る汗も少なくなった。やはり首に巻くネクタイの有無でこれほどにも変わることに改めて驚いた(^^。

そもそもビジネスにとって「ネクタイ」は必要なのだろうか。間違い無く「ネクタイ業界」の人たちには必要だろう(^^;。実際「クール・ビズ」や「ノーネクタイ」を謡う世の中で、日本ネクタイ組合連合会は首相に対して「ノーネクタイ」の広報をやめるように要望したらしいが、一蹴されたようだ(^^;。しかしネクタイ業界からすれば、ネクタイする人が減れば打撃を食らうのは必然的で、必死になるのも解るところではある。

最近、特にベンチャー系企業等は、夏どころか年中ネクタイをしていない。ライブドアの堀江社長なんかは公の場でもノーネクタイのカジュアルな格好をしている。最近特に「公の場ではスーツ」という意識は徐々に薄れているのではないかとも思う。最近朝日新聞が実施した意識調査でも、「ノー上着/ノーネクタイは失礼」と思っている人は以外に少ないという結果が出たそうだ。しかも意外に40〜50代の人の方が「失礼とは思わない」人の割合が多いということだ。やはり皆「煩わしい」と思いながら「慣習に倣って」ネクタイを着けているのかも知れない。

しかし私は、やはりビジネスの相手に「ネクタイをしない」のは「失礼」と感じることもある。実際会社も「お客様対応にはそれなりの身なりを」するように言っているものの、強制はし